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今回の憲法裁判所決定で太平洋戦争当時の被害に対する日本の誠意ある態度を促すため、韓
国政府が責任を持って立ち向かうことを期待してみる。
一つ残念な点は日本政府の組織的で強制的な性的搾取を「慰安婦」というあいまいな概念で相変
わらず公式に使っていることだ。用語により意味が変わり意味によって責任の程度が変わることも
あるこういう問題ではもう少し慎重な用語選択が必要だと見る。
一般的に太平洋戦争勃発以後就職詐欺、暴力、脅迫によっていわゆる‘軍慰安所’で日本軍兵士
たちの性の欲求解決のために動員された女性たちを挺身隊、慰安婦などと称する。ここで挺身隊
とは「どんな目的のためにも率先して献身する部隊」という意味で、日帝が戦争のために労働力を
動員するために作った、男女すべてを動員対象にする制度だ。特別に女性だけで構成された場
合、女挺身隊と呼ばれ、これらの中で軍慰安所に強制連行されたのは一部だった。
「従軍慰安婦」という用語は日本政府で公式に使うもので、‘従う’という字を使って「従軍記者」同
様、自発的に軍隊に付いて回る意味が内包されている。実際に日本政府は自発的に戦争特需を
狙って軍慰安婦になった日本女性たちと詐欺、脅迫、拉致などで強制動員された韓国女性を区分
せず、従軍慰安婦と称しながら問題の本質を深刻に歪曲し責任を回避しているのが実情だ。
日本軍慰安婦問題が国際社会で公論化され国際社会で新しく概念化された用語が‘日本軍性奴
隷’だ。これはすでに1996年、国連人権委員会や1998年、国連人権小委員会特別報告官の報
告書で使われており、これが問題の本質を最もよく表わす国際用語として認められている。
用語は考えの枠組みを提供する基礎的ながらも大変重要な手段だ。本質を隠す「慰安婦」という
表現の代わりに事実をそのまま見せる「日本軍性奴隷」という用語を公式化してこそこの問題の
深刻性を熟考することになるだろう。
チョ・チョンニョン
ソース:(韓国語) [なぜならば]‘慰安婦’より正確な‘日本軍性的奴隷’/チョ・チョンニョン
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