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【北京時事】2日の新華社電によると、中国政府はこのほど、ベトナムなどと領有権を争う南シナ海の西沙
(英語名パラセル)諸島と周辺海域の管理を強化するため、400トン級の大型漁業監視船「漁政306」を
投入した。西沙諸島に初めて常駐する漁業監視船として既に広東省広州の港を出発したという。
常駐が本格化すれば、ベトナムや、南シナ海での中国の影響力拡大を懸念する米国との間で摩擦が起こる
可能性もある。5日から戴秉国国務委員がベトナムを訪問するが、緊張が続く南シナ海問題についても協議
するとみられる。
jiji.com: 2011/09/02-18:42
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