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韓国で日産「キューブ」が大人気「デザインがユニック」(1)
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▲第3世代キューブはマグカップのようにすべて曲線処理し、柔らかい雰囲気を演出したという桑原弘忠
日産デザイナー。
日産コリアが先月から予約販売を始めたボックスカー「キューブ」が輸入車市場で旋風を起こしている。国
産車と似た価格に「キューブ」ならではの独特のデザインが話題になり、1カ月間で契約は1700台を超え
た。基本型が2190万ウォン(約160万円)、高級型が2490万ウォンだ。
「キューブ」の韓国販売に合わせてこの車をデザインした日産デザインセンターの桑原弘忠氏が先月26
日、韓国を訪問した。桑原氏は「キューブ」のデザインコンセプトについて「ずっと使っても飽きないマグカッ
プや好きな豆腐、日本の浴場の形にならって車を作ろうという考えを実現したのがキューブ」と話し始めた。
桑原氏は‘奇人’スタイルだ。小学生の頃は透明人間を夢見て、漫画家を志望し、自動車デザイナーに転
向した。新婚旅行はサハラ砂漠に行った。
桑原氏は「自動車は部屋やロビーラウンジのように安らかに休める空間でなければならない。飽きないマ
グカップのような車を作りたい。車に乗れば緊張するような鋭いラインが入った車は嫌いだ」と説明する。
1998年、桑原氏はボックスカーの原型になった第2世代「キューブ」開発プロジェクトに合流した。当時、
桑原氏が出した有名なアイデアは非対称だった。普通の車は左右が対称だ。運転手が右側に座った時、
後方がよく見えるようにするには左側後ろのピラー(自動車の窓柱)をなくすのがよいということだ。
韓国で日産「キューブ」が大人気「デザインがユニック」(2)
当時、中村史郎日産デザイン総括にこの試案を出した。とんでもないという反応だった。「ふざけずにきち
んとデザインしろ」という言葉が返ってきた。しかし桑原氏は辞表まで出して強く出た。中村総括は悩んだ
末、桑原氏の意見を取り入れた。結局、右側後ろのピラーをなくしてガラス窓にした。後ろから見ると実際
に非対称だった。
消費者からは「駐車する時に後方の視野が広い」と言って好評だった。結果は大成功だった。国内市販
モデルの第3世代「キューブ」は08年に日本で初めて登場した。やはり非対称をそのまま継続した。
桑原氏は「第3世代であるだけに、第2世代よりも成長した姿をコンセプトにした。キュートな形を維持した
まま人間のように成長し、お腹の肉がついた姿が必要だった。このため横と後ろにボリューム感を与える
ことにした。そうするとブルドッグに似ているという声が出てきた」と話した。
ここに‘自然さ’というアイデアを取り入れた。川の流れで角が取れた石のように四方が丸く、豆腐のよう
に柔らかいデザインだった。桑原氏は「人も年を取ればお腹が少し出てくる。それが自然さ。それで第3
世代キューブはお腹が出た姿になった。よりかっこよくではなく、より自然にしようとした」と述べた。
実際に「キューブ」を見ると、前の姿はブルドッグがサングラスをかけたような感じだ。桑原氏は「出勤す
る時、ブルドッグがかわいい表情で主人を待っている姿を考えてほしい」と話す。後ろはお尻が飛び出し
たような格好だ。
ソース:中央日報日本語版 2011年09月01日11時52分
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