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(CNN) 国連食糧農業機関(FAO)は29日、強毒性の鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)の変異株がベトナムと
中国で見つかったことを明らかにし、周辺諸国に広がる恐れもあるとして警戒を呼び掛けた。
FAOによると、変異株は現行のワクチンがきかないとみられ、人体への危険も予測できない。ベトナム発の流行はタイや
マレーシア、カンボジア、さらに朝鮮半島や日本にも及ぶ恐れがある。
最近ではカンボジアで今月、鳥インフルエンザウイルスの感染により1人が死亡。同国で今年8人目の死者となった。
世界保健機関(WHO)によると、同ウイルスには2003年以降565人が感染し、331人が死亡した。ピークの06年には
世界63カ国に広がり、死んだり処分されたりした家きんは4億羽、経済損失は推定200億ドルに上った。
鳥インフルエンザはその後、大半の国で終息したが、中国やバングラデシュ、インド、インドネシア、ベトナム、エジプトには
ウイルスが残り、最近さらにネパールやモンゴル、ルーマニア、ブルガリア、イスラエル、パレスチナ自治区にも広がっている。
FAOは、渡り鳥がウイルスを運び、鶏肉の処理や売買で感染が広がっているとの見方を示し、警戒と監視態勢が重要
だと強調した。
CNN: 2011.08.31 11:49
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