11/08/31 21:09:37.72
行楽に誘い毒矢で射る…金銭目当て殺人事件の容疑者拘束＝湖北
湖北省公安庁（警察）は30日、同省襄陽市南〓県警察が金銭目当てで大学生の付継成さんを殺害した容疑で、
同県在住の殷黄飛（28歳）容疑者の身柄を拘束したことを明らかにした。殷容疑者は大学生を行楽に誘い、
山中で毒矢を用いて殺害。その後、父親を「50万元（約600万円）を渡さないと息子の命はない」
などと強迫していたとされる。（〓はさんずいに「章」）
■被害者大学生は以前の常連客
殷容疑者は〓県内で食品店を経営していた。近くの高校に在籍していた付継成さんは常連客だった。
付さんは広東省の大学に進学したが、8月には夏休みで帰省していた。
8月20日、殷容疑者は街を歩いていて偶然、付さんに会った。付さんは非常に懐かしそうにして、殷容疑者を食事に招待した。
付さんが「私の家は裕福で、自動車もマンションもある」などと言ったため、殷容疑者は金銭を奪うことを考えたという。
■行楽に誘い、毒矢を用意し山中で射る
殷容疑者は、「（行楽地の）城関白馬洞に遊びに行こう」と付さんを誘った。2人は翌21日に城関白馬洞に出かけた。
付さんが山中でトイレに行った際、殷容疑者は用意していた弓と薬品を塗った矢で、付さんを2回射た。
殷容疑者は警察に「麻酔薬を使った。意識を失わせるつもりで、死ぬとは思わなかった」と供述したが、真偽は不明だ。
■父親を強迫「金渡さないと息子の命はない」
殷容疑者は22日午後10時半ごろ、付さんの家に電話をかけて、付さんの父親に
「3日以内に50万元をわたせ。警察には伝えるな。さもないと、息子の命はない」などと強迫した。
付さんの父親は警察に通報。8月24日になり、殷容疑者は携帯メールで付さんの父親に、
50万元を渡す場所を指定。指定場所は何度も変更された。
付さんの父親はそのたびに指定の場所に足を運んだ。誘拐者は姿をあらわさなかったが、近くで待機していた警察官が、
付さんの父親が指定の場所に到着すると、黄色いオートバイに乗った同一の男が必ずいることに気づき、身柄を確保した。
オートバイに乗っていた男は殷容疑者で、毒を塗った矢で付さんを射たことや、
強迫の電話をかけたことなどを認めた。（編集担当：如月隼人）
ソース：2011/08/31(水) 12:29:17 [サーチナ]
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