11/08/31 19:30:52.12
8月20日、北海道・札幌テイセンホールで行われた全日本プロレスリングの興行、「SUMMER
IMPACT 2011」の試合で、北海道朝鮮初中高級学校出身の李在炅選手がデビュー後初勝利を
飾った。また試合後、リング上で、全日本プロレスリング取締役である武藤敬司氏が李選手の
母校・北海道初中高への寄付金を申京和校長に手渡した。
◇ ◇
今年1月に入門し、今月プロデビューを果たした李在炅選手。北海道初中高ウェイトリフティング
部出身であり、入団から7カ月でデビュー戦出場を果たした李選手を応援すべく、この日、会場に
は多くの同胞たちが駆けつけた。朝鮮の国旗をあしらったリングシューズを履き、同胞たちの声援
を受けながら戦った李選手は対戦相手の中之上靖文選手を下し、見事勝利した。この日の試合は
李選手のデビュー後3戦目。
試合後、武藤取締役、李在炅選手、申京和校長の3人がリングにあがって、北海道初中高への
寄付金贈呈式が行われた。李選手の母校である北海道初中高は今年で創立50周年を迎える。
全日本プロレス関係者によれば、北海道初中高へ送られた寄付金は李選手の全日本プロレス入団
を縁に、微力ながら李選手の母校に力添えしたいという全日本プロレスの気持ちの表れだという。
李選手は「初勝利を飾った舞台で母校への寄付金を頂き、こんなにうれしいことはない」と、全日本
プロレスの心づかいに深く感謝しながら、これからも自分を応援してくれる同胞、そして母校のために
強くなっていきたいと決意を述べた。
リング上で寄付金を受け取った申京和校長は、「支援にとても感謝している。李選手を強い選手に
育てていってほしい」と述べた。また、卒業生の中からプロレスラーが誕生したことに関しては、
「『李在炅』という名前でリング上で誇り高く戦う姿はこれからも多くの同胞の力になるであろう。
今後の活躍に期待している」と笑顔で話した。
ソース 朝鮮新報 2011年8月31日
URLリンク(jp.korea-np.co.jp)
リング上で、全日本プロレスリング武藤敬司取締役(左端)が北海道朝高に寄付金を寄贈した
URLリンク(jp.korea-np.co.jp)