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大手食品メーカーの農心は「辛ラーメン」のプレミアム商品として開発・発売した
「辛ラーメンブラック」の生産を、発売から4カ月で中止することにした。
農心は30日「辛ラーメンブラックの生産を9月から暫定的に中止することにした」と
発表した。発売後に価格をめぐり物議を醸し、売り上げ不振に陥ったためだ。辛ラー
メンブラックは1袋1600ウォン(約115円)と、ほかのインスタントラーメンに比べ高い
ことで話題になり、4月に発売されたときは1カ月に94億ウォン(約6億7300万円)を
売り上げるほど反響を呼んだが、その後は5月60億ウォン(約4億3000万円)、6月
30億ウォン(約2億1500万円)、7月20億ウォン(約1億4300万円)以下と売り上げが
減少していた。
辛ラーメンブラックは農心が3年前から開発に注力してきた商品で、辛ラーメン誕生
25周年に合わせ発売された。農心関係者は「発売当初は1カ月間で100億ウォン(約
7億1600万円)近くまで売り上げが伸びたが、リピート率が下がり、今では採算が合わ
ないほど売り上げが減少してしまった。今後の市場展望がはっきりしない現在では、
売れば売るほど損をするしかない状況になった」と説明している。辛ラーメンブラックは
材料費が高く、1カ月に50億ウォン(約3億5800万円)以上売り上げなければ赤字になる
とのことだ。農心関係者は「今月初めに小売価格を1600ウォンから1450ウォン(約104円)
に引き下げるなど、消費者の価格負担を軽減しようと試みたが、大きな反響は得られ
なかった。現在、新ラーメンブラックを生産しているラインは別製品のラインに変更する
方向で検討している」と話している。
崔宝允(チェ・ボユン)記者
ソース 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2011年8月31日
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