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北朝鮮系スパイ組織「旺載山」の総責任者A容疑者(48)と仁川地域の責任者B容疑者(46)が
民主化運動関係者と認定され、韓国政府から補償金を受け取っていたことが、25日までに分かった。
A容疑者は1985年にソウル・鷺梁津駅前でのたいまつデモ、民主正義党党舎への投石などの暴力
デモを主導した容疑で有罪判決を受け、2008年5月に民主化運動補償審議委員会の決定で補償金
420万ウォン(現在のレートで約30万円、以下同じ)を手にした。B容疑者は、1987年に主体思想派
の学生運動組織・反米救国学生同盟の組織員として活動し、懲役10月の判決を受けたことに対し、
2003年7月に補償金1400万ウォン(約100万円)余りを受け取った。
一方、北朝鮮が旺載山を通じ、韓国の政治に積極的に介入しようとしていたことも、新たに分
かった。特に、最近では韓国で議論になっている「進歩政党の統合」に大きな関心を示した。
韓国公安当局によると、北朝鮮は今年5月、旺載山に対し「進歩新党の統合反対勢力は全国民主
労働組合総連盟(民主労総)と共に(統合に)追い込み、統合に失敗した場合は進歩新党を枯死
させろ」との指令を下したという。また「国民参与党は、韓国軍のイラク派遣主張などを公の場
で反省すれば統合に参加させろ」との指令も送った。
旺載山は昨年の統一地方選挙の直後「組織員たちが一生懸命に闘争し、民主労働党の候補のうち
(抱き込みを狙う)○○○を市議会議員に、○○○を区議会議員に当選させた」と北朝鮮に報告
した。また、ソウル地域責任者のC容疑者(48)は、2008年の国会議員総選挙で公認を申請し、
2007年の大統領選挙の際には諮問を引き受けていた候補の動向などを北朝鮮に報告した。
アン・ジュンヨン記者
朝鮮日報 2011/08/25
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