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【仏国ブログ】韓国のテレビ局による、強引なK-POP取材に驚き
2011/08/26(金) 07:06
韓国に在住しているフランス人女性のブログ「French Noona」では、フランスに帰省中の
筆者が、韓国のテレビ局からのインタビューに応じる機会があり、その様子についてつづっている。
インタビューが始まる前には、緊張をほぐすために一般的な会話があった。その時点で、韓国語を
学んだり、韓国に行った理由などを聞かれたと記している。
しかし、インタビューの本番になると雰囲気が変化したという。質問者はまず、ソウルに行った
のはK-POPのコンサートに行くためだったのですね、と質問。筆者は正直に、まずは語学習得が
目的であり、週末には時々コンサートに行ったり、ほかの韓国文化に触れる体験をすることだったと答えた。
その後、特定のミュージシャンに関する質問があり、フランス人である筆者がこのミュージシャンを
特に好きであるかのように誘導され、最終的にはヒット曲を歌ってみるように言われた。
歌えるほど聞き込んでいないため、無理だという筆者に、製作者側はまずこちらが歌うから繰り
返して歌ってみてくれと頼んだ。そのため怪しい韓国語で、ほとんど歌になっていない状態でなんとか
歌ってしのいだと述べている。
最終的に筆者とのインタビュー部分は放映されなかったと説明。K-POPに対して、より高い
関心を示しているフランス人とのインタビューが採用されていたと記している。
筆者はK-POPは実際にはあまり好みではないとつづっている。フランスで増えつつある
K-POPファンの姿を自国に伝えたい、という韓国のメディアの姿勢は理解できるものの、数曲が
好きだというだけでK-POPファンとして分類されたくないと述べている。
自身の意見をしっかり持った筆者にとって、韓国のメディアのインタビューは少々強引であり
違和感があったようだ。(編集担当:山下千名美・山口幸治)
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