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不法滞在のベトナム人花嫁を狙った誘拐事件が多発―中国
2011年8月19日、中国の農村部で不法滞在のベトナム女性を狙った
誘拐事件が多発していることが分かった。鄭州晩報が伝えた。
中国農村部に相当数のベトナム人花嫁がいるのは、もはや公然の秘密だ。
彼女たちは不法入国、あるいは誘拐やかどわかしといった手段で
農村に連れてこられ、結婚相手がいない農民たちに売り払われる。
道路も通じていない湖南省のある山間地域。この地もベトナム人花嫁が多い。
近隣の村々で100人前後はいると見られている。ところが過去2~3年間で数十人の
ベトナム人花嫁が行方不明になっているという。もともと不法入国の身、
警察に訴えずに泣き寝入りするケースがほとんどだ。
失踪した胡建(フー・ジエン)さんの妻は、後に泣きながら電話をかけてきた。
誘拐されて雲南省に連れ去られたという。電話を代わった誘拐犯は、
2 万元(約24万円)を支払わないと妻は帰さないと通告してきた。
お金を支払えずに半月ほどが過ぎた日のこと、妻がまた電話してきた。
福建省の農村に売られたという。暮らしが辛く、娘に会いたいとこぼし、
迎えにくるよう胡さんに頼み込んだ。
妻を胡さんに売った仲買人自身が誘拐犯ではないか。
そう考えた胡さんは仲買人を呼び寄せて拘束し、警察に突き出した。
だが、まもなく釈放されてしまう。仲買人と誘拐犯を結びつける証拠がないためだと警官は説明した。
手がかりを失った胡さん。妻はいまだに戻ってきていない。(翻訳・編集/KT)
ソース:レコードチャイナ 2011-08-21 02:17:17 配信
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