11/08/18 23:27:43.82 l93MFoTf
>>102
>ただし、周辺国にそのような防衛体制が完備され、空母の脅威がゼロとなる日まで、空母は存在感を持つだろう。
>空母の存在意義が無くなる日は、そう早くは来ないのでは?
空母の存在意義が無くなる心配を剃る前に、空母の存在意義を示すのが先、と。
現状、J-11BH改めJ15は「開発中」であって、いまだシートライアルも終えていない。
その先にあるのは搭乗員の養成となるが、ロシアのように「低速での運動性に優れ
た上にやたら頑丈な複座機」など無い。生産数9機の艦上練習機、Su-25UTGはソビ
エト崩壊時にウクライナに4機が引き渡され、うち1機が2007年に中国に送られたとあ
るが、中国人が「作り方を習わずに」同じ機能を持つ工業製品を作れるようにはなっ
ていない以上、彼らは手持ちの「作り方を知っているもの」から、艦上練習機をでっち
上げなければならない。フランカー要員の訓練のためにMiG21をベースに開発された
JL-9の艦上型が開発され、十分な搭乗員を確保しなければJ-15も飛ばない。
>それまでの間に、目標(=中国による制海)を達成してしまえば、中国の勝ち、です。
>例えば、スプラトリー全域を完全に制覇され、大規模な軍を配備されたら、
この仮定そのものが飛躍しているので。なんで「完全制覇」とやらをアメリカは指をくわ
えて見ていなきゃならないのかが不思議。ついでに言えば今日的制海とは準備をすれ
ば期間を区切って自分の為に利用できる、くらいのもので、中国程度の戦力で南沙周
辺を聖域化できるわけもなく、つまりは米軍はいつでも介入できる。つまり。
>ヴェトナムやフィリピンが、対艦ミサイル部隊を編制するよりも、中国と軍事同盟を結ぶことを選ぶかも知れない。
そんな選択肢が存在する可能性は限りなく低く、アメリカの前にも出せない、戦力化と
対抗手段との競争に負けかねない空母の「目的」について、見誤ってはいないだろうか。