11/08/10 23:41:46.96
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【上海=河崎真澄】中国国営新華社通信は10日、温家宝首相が前日に続いて国務院(政府)
常務会議を開き、高速鉄道の安全性をめぐる問題で、最新の信号システムを採用していない既存
路線と、今後建設する新路線の営業運転速度の引き下げを決めたと伝えた。
新規の鉄道事業の承認手続きを暫定的に停止することも決定。12日までに開業の予定だった
広東省の広州-深●(=土へんに川)間の高速鉄道の開業も延期されたもようだ。
中国は鉄道省の号令で高速鉄道網の整備を急ピッチで進め、総延長はすでに1万キロに迫って
いる。中国版新幹線とされる中国製「和諧号」の車両は、「営業運転する列車としては世界最速」
と誇示してきたが、先月23日の浙江省温州での追突事故で安全性への懸念が強まり、方針転換
した。
温州の事故路線で採用されていた信号は「フェーズ2」とされるシステム。6月30日に開業
した北京-上海間の専用路線など、最新の「フェーズ3」システムが採用されている専用軌道
については、安全と判断して速度引き下げの対象からは外したとみられる。
盛光祖鉄道相は、設計最高時速350キロの高速鉄道は300キロに、同250キロの高速鉄道
は200キロに、同200キロの在来線は160キロにそれぞれ引き下げることを明らかにした。
9月のダイヤ改正で約60%の高速鉄道が減速される見通しだ。
MSN産経ニュース 2011/08/10
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