【韓国】70―90年代の韓国流行歌再び 郷愁の情感 新しいアレンジ受け 次々チャートイン [08/08]at NEWS4PLUS
【韓国】70―90年代の韓国流行歌再び 郷愁の情感 新しいアレンジ受け 次々チャートイン [08/08] - 暇つぶし2ch1:九段の社で待っててねφ ★
11/08/08 15:12:22.42

 韓国で1970―90年代の大衆文化が脚光を浴びている。プロ歌手が、当時の流行歌を今風に
アレンジしてのどを競う歌番組が人気を集め、オンエアされた歌は放送直後、ヒットチャートに次々
とランクインする。当時を知る大人は郷愁をかき立てられ、若者は新鮮さでひかれるようだ。少女
時代など日本でも人気のアイドル路線とは別に、「復古」と呼ばれるブームが韓国音楽界で巻き
起こっている。 (ソウル神屋由紀子)

 「音楽は絶対、スポーツではない。順位を決めるのはどうかと思った」

 ロックバンド紫雨林(ジャウリム)の人気女性ボーカル、キム・ユナは出演前の心境をそう述べ、
ステージに立った。自ら選んだ曲は、韓国フォークを代表する男性シンガー宋昌植(ソンチャンシク)
の「コレサニャン(クジラ捕り)」。70年代フォークの名曲をロック調に仕立ててエネルギッシュに
歌い上げた。

 7月31日にMBCテレビで放送された「ナヌンカスダ(私は歌手だ、略称=ナガス)」の一コマだ。
毎週、7人のプロ歌手が出演し、一般視聴者500人の投票で順位を決め、最下位の歌手は入れ
替える。プロといえど脱落者が出る、意表を突いた手法が人気の歌番組である。

 この日は紫雨林が自分たちの持ち歌と思わせる見事な歌いぶりで1位に。翌日は、複数の音楽
ダウンロードサイトで1位になり話題を呼んだ。

 ナガスは活動歴10年以上の実力派歌手が他人の持ち歌を自分流に編曲して歌う。本家の歌手
よりヒットしたケースも出ている。取り上げる歌を70―90年代中心に設定した理由について、
金〓坤(キムユゴン)メーンディレクター(38)は「韓国歌謡の黄金期でヒット曲は世代を超えて一緒
に歌えた。経済成長のさなか人々も未来を夢見ることができた時代。今は格差社会で人に余裕が
ないだけに、郷愁を呼び起こすと狙った」と説明する。

 今や派手なダンスで歌うアイドル全盛時代。ヒット曲の受容層は幅が狭まっている。そこでリアル
タイムで聴いた人だけでなく、アレンジを施して若者も受け入れやすいように仕掛けた。「今は安く
簡単に音楽が消費される時代。音楽に聞き入り涙を流すような感覚を若者にも知ってほしい」と金
さんは強調する。
   *    *
 韓国では今世紀に入り、70―80年代に20代を過ごした世代の青春の歌を「7080(チルゴン
パルゴン)」と呼び、生ギターを奏でて当時の歌を楽しむライブハウスが街角に点在する。かつての
軍事政権下で暗鬱(あんうつ)な空気が漂う中、自らの解放区として音楽喫茶でフォークやポップ
ソングを聴いた中高年が愛好者の主流だ。

 ところが昨秋、宋昌植ら4人のフォーク歌手がテレビ出演をきっかけに組んだユニット「セシボン」
が登場し、爆発的な人気に。さらに今年3月、ナガスの放送が始まり、若者にも往時の歌が浸透
してきた感がある。

 こうした中、街ではLPが並ぶDJのブースを設けたカフェも現れている。ソウル市江西区に昨年末、
オープンした「オクタバン」ではひと昔前の喫茶店(タバン)を意識し、ゆったりとしたソファを備え、
DJが客のリクエストを受ける。

 70年代の曲を聴いていた地元の大学生、李知〓(〓は「女へん」に「令」)(イジヨン)さんは(21)
は「今の曲は反復が多くすぐ飽きる。昔の曲は情感がある上、最近は編曲で洗練されているから
気に入っている」と魅力を語った。

 「復古」は音楽にとどまらない。80年代の女子高生の青春と40代になった今を描いた映画
「サニー」が5月の封切り以来観客700万人超を記録。アイドルも80年代ファッションを取り入れ、
フレアスカートやドット柄が今年、流行している。

ソース   西日本新聞   2011年8月8日
URLリンク(www.nishinippon.co.jp)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch