11/08/07 10:17:55.61
(ソウル=聯合ニュース)カン・ウイヨン記者=
国内電子・半導体業者の主力製品の液晶表示装置(LCD)パネルとメモリー半導体の価格が底が見
えないほど下落し続けている。
7日、市場調査専門業者のディスプレイサーチによると、既に売値が原価以下で作れば作るほど損を
するTV用LCDパネルの8月前半期価格がまた下落し史上最安値を記録した。
TV用LCDパネルは三星電子、LGディスプレイなどのLCD売上高のうち最も大きな比重を占め
るが、北米・西欧市場のTV販売不振と供給過剰が重なり、今後も当分の間は「適正価格での販売」
は難しいというのが業界と証券各社の展望だ。
代表的LCDパネル製品の40~42インチHDTV用は8月前半には231ドルで、7月後半期(237ドル)
より3%下落し、この製品が出て以来最安値をつけた。
該当の製品価格は昨年1~4月には340ドルだったが徐々に落ち、昨年8月末には295ドルと300ドルの壁
を突破して下落を続け、今年4月末には232ドルまで落ちたが5月には237ドルと反騰し、以降3ヶ月間
は同値を維持してきたが再度下り坂に入った。
昨年初めからは109ドル(32.1%)落ちて3分の2水準に過ぎなくなっており、1年前と比較しても64ド
ル(21.7%)落ちた訳だ。
同じ大きさの発光ダイオード(LED)TV用パネル製品も4月末には317ドルまで落ちたが、5月初
め320ドルへ反騰したため本格回復傾向に入るのかと思われたのだが、7月後半に315ドルで停滞する
と8月前半には310ドルと更に2%下落した。
これもまた歴代最安値であり、昨年初めに500ドルであったのと比較すれば190ドル(38%)も落ちた
のだ。
46インチTV用パネルは昨年初め447ドルだったが、以降一度も上がることなく下落を続け、今月初
めには307ドルを記録した。
この他にPCモニター用、ノートブック用、携帯電話用LCDパネルの価格も低空飛行を続けている。
DRAMとNANDフラッシュなどメモリー半導体も価格を策定する時ごとに最低値を更新している。
Dラム・エクスチェンジによれば、代表的なDRAM製品の[DDR3 1Gb 128Mx8 1066MHz]の7月後半
固定取引価格は0.75ドルで、7月前半(0.84ドル)より10.7%暴落し、2009年の発売以来最安値を点
けた。
また、NANDフラッシュ製品の[16Gb 2Gx8 MLC]の固定取価格も先月末で2.74ドルと、2009年2月
末(2.89ドル)以来の最安値となった。
聯合ニュース/韓国語(2011/08/07 06:03)
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