11/08/03 09:34:26.06
サッカーW杯:韓国、日・豪に最終予選シード譲る
今大会予選からFIFAランキング基準に変更、韓国は日・豪のいずれかと同組に
【孫章薫(ソン・ジャンフン)記者】 サッカー韓国代表のワールドカップ(W杯)
予選突破がますます厳しくなりそうだ。中東勢との戦いを終えると、強豪オースト
ラリアや宿敵・日本との対戦が待っている。
大韓サッカー協会は「2014年W杯ブラジル大会から、最終予選の組編成方式が
変わり、国際サッカー連盟(FIFA)ランキングを基準にトップシード2チームが決
まる。FIFAランキングの低い韓国がトップシードを獲得するのは現実的に難しく、
強豪と同じ組になる可能性が高い」と2日説明した。
今年9月から始まるアジア3次予選で、韓国はクウェート、レバノン、アラブ
首長国連邦(UAE)と同じB組となった。ここで上位2位までに入れば、来年6月
から行われる最終予選に進出できる。最終予選は10チームが2組に分かれて
リーグ戦を行い、各組の1、2位は本大会出場が決まる。
現在、アジア・サッカー連盟(AFC)加盟国のうちFIFAランキングが高い
2チームは日本(16位)とオーストラリア(23位)。韓国は28位でランキング
ポイントは781ポイントとなっており、オーストラリア(831ポイント)を
50ポイントも下回っている。国家代表同士の対戦で1勝すれば基本的に
3ポイントが付与されるが、この方式では最終予選の組み合わせ抽選が
行われる来年3‐4月までにポイントを逆転するのは事実上不可能だ。
現在のランキングのままだとすれば、韓国は最終予選で日本かオースト
ラリアのいずれかと同じ組になる。ここにサウジアラビアのような中東の
強豪が加わり「死の組」になれば、予選突破は楽観できなくなる。
これまで最終予選の組み合わせは、前回のW杯本大会の成績を基準に
決められていた。このため7大会連続で本大会に出場している韓国は、最終
予選のトップシードから外れたことがなかった。過去と同じ方式なら、韓国は
2010年の南アフリカ大会で日本と共にベスト16入りを果たしたため、トップ
シードが確実だった。
韓国代表の趙広来(チョ・グァンレ)監督は「差し当たり重要なのは3次
予選で対戦する中東勢に勝つこと。結局はどんな組に入っても生き残れる
戦力を培うことが急務だ」とコメントした。
URLリンク(www.chosunonline.com)