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【方顕哲(パン・ヒョンチョル)記者】 統計庁が1日発表した韓国の7月の消費者物価動向によると、
消費者物価上昇率は集中豪雨の影響で、前年同月比4.7%に達した。7カ月連続で4%台となり、韓国
銀行(中央銀行)の物価安定目標(2‐4%)を外れた。韓国政府は今月も消費者物価が4%台を記録
するとみており、当面は物価上昇基調が続きそうだ。
品目別の上昇率は、農畜産物では豚肉(41.2%)、サバ(36.4%)、スイカ(31.5%)、鶏卵
(25.8%)など、石油類ではガソリン(11.6%)、軽油(14.5%)などとなっている。このほか、
外食用の豚バラ肉(17.3%)、パン(14.6%)、美容(8.2%)なども物価上昇要因となった。
消費者物価は前月比でも0.7%の上昇となり、今年2月(0.8%)以来の上昇幅となった。今年の
梅雨(6月22日‐7月12日)には、全国平均の降水量が551.2ミリとなり、過去30年の梅雨の平均
降水量(194.8ミリ)の2.8倍に達した。このため、降水量で作況に影響が出やすいサンチュ
(レタスの仲間、99.4%)、ホウレンソウ(71.8%)などの値上がりが目立った。7月の野菜類の
価格は前月比で21.5%の上昇となり、1985年の統計開始以来で最高となった。統計庁は前月比の
物価上昇率のうち、0.27ポイントが野菜の上昇によるものと分析した。
企画財政部(省に相当)は同日、最近中部地方を襲った集中豪雨や秋夕(中秋節)が例年より
早く訪れることなどから、8月にも野菜・果物類が値上がりすると予測した。政府は8月も消費者
物価上昇率が4%台になると予想している。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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