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「韓国車エンジンの父」李賢淳氏、ソウル大客員教授に
現代自の李賢淳元副会長…軽自動車から大型セダンに至るまで
現代自のすべてのエンジン手掛ける
【チェ・ウソク記者】 「韓国自動車エンジンの父」と呼ばれる李賢淳(イ・ヒョンスン)元現代自研究・開発
(R&D)総括副会長(60)がソウル大学で教鞭をとる。
李元副会長は今秋から母校であるソウル大学機械航空学部で学部生と大学院生を対象に授業を行
う予定だ。
今年3月に現代自副会長の任期を終えた李元副会長は最近、ソウル大学から客員教授としての任命
状を受け、今年の後期から授業を担当する。
ソウル大学機械学部卒の李元副会長は、米ニューヨーク州立大学で機械工学の博士号を取得し、ゼ
ネラルモーターズ(GM)の研究所で勤務していた時、現代グループの故・鄭周永(チョン・ジュヨン)元会
長から「韓国の独自技術でエンジンを開発してほしい」との依頼を受け、1984年に現代自に入社した。
その後、軽自動車のエンジンから大型セダンのエンジンに至るまで、現代自が手掛けたすべてのエン
ジンには、李元副会長の息が掛かっている。
1500ccクラスの「アルファエンジン」や排気量2000ccを誇る中型クラスの「ベータエンジン」、軽自動車
用の「イプシロンエンジン」、中・大型車用の「シータエンジン」などは、すべて李元副会長のリードによっ
て開発されたエンジンだ。特にシータエンジンは、米クライスラーをはじめ、現代自に対して「技術支援」
を行っていた日本の三菱に輸出。ロイヤルティーも受け取った。
李元副会長がR&D総括副会長を務めた2009-2011年には、5000ccクラスの8気筒「タウエンジン」が
3年連続で世界の10大エンジンに選ばれた。また、韓国の独自技術でエンジンを開発し、韓国産業の発
展に寄与したとの功労が認められ、06年には「韓国を起こしたエンジニア 60人」に選ばれた。次いで09
年には韓国工学翰林院賞大賞、教育科学技術部の「最高科学技術人賞」などを受賞した。
また、最近では世界最大手の米国GMから、巨額の年俸の提示と共にGMの自動車動力部門(パワー
トレーン)を指揮してほしいとの提案を受けたものの、「これまで現代自と韓国自動車産業に携わってき
た者が売国奴のような真似はできない」と断ったという。
ソース:朝鮮日報日本語版 記事入力 : 2011/07/31 07:15:28
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