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[ソウル 22日 ロイター] 韓国の液晶パネル大手LGディスプレー(034220.KS)の権暎壽(クォン・ヨンス)最高経営責任者(CEO)は、
2011年の液晶ディスプレー(LCD)テレビの世界販売について、景気先行き不透明感により、これまでの予想である2億2000万台を
大幅に下回るとの見通しを示した。
同CEOは21日夜、記者団に対し「一部の調査会社は現在、2億1500万台程度を見込んでいるが、われわれはこの水準さえも
下回るとみている」と語った。ただ、具体的な予想台数は示さなかった。
同CEOは「スマートテレビ(インターネットテレビ)から、シャッターグラス(SG)方式やフィルムパターン偏光眼鏡方式(FPR)方式など
さまざまな3次元(3D)テレビまで、かなり多くの競合するテレビ技術がある。消費者はこのような製品に50─60%のプレミアムを支払う
ことに価値を見出しておらず、購入を遅らせている」と指摘した。
また「テレビ需要は、中国などのホリデーを背景に8─9月にかけて明らかに改善する見込みだが、どの程度の改善になるかに関しては
不透明感が強い」と語った。
同CEOのコメントは22日朝に報道解禁となった。
REUTERS: 2011年 07月 22日 13:40
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