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日本に対するなじみ深い表現がある。‘近くて遠い国’だ。'近い'という言葉は地理的に韓国と日本
の距離が短いという意で、‘遠い国’という言葉は両国が好意的な間ではないという意味だ。この
言葉はつまり日本は地理的に近い国だが心では遠く感じられる国という意味だ。もちろんここには
否定的な意味が含まれている。
私たちが日本と交流したのはかなり古い。近い国どうし互いに文化交流をすることは自然な現象
だ。地続きの中国との交流は言うまでもない。韓・中・日三カ国の交流の歴史は深い。歴史的に見
る時、この交流の方向は中国→韓国→日本と流れたとみられる。しかし今は交流の方向が変わっ
た。日本→韓国→中国で文化伝播と受容の流れが変わった。
それでは日本のこのような交流逆転の力はどこから出たのだろうか?様々な側面で分析が可能
だが、このコラムでは文字と関連して調べることにする。かつて中国は古代文明の花を咲かせた。
その土台は漢字にある。一国の力を集めて発展させ開花させる条件は文字にある。中国人は自
らの言葉を書くことができる漢字を作って便利な文字生活を享受してきた。(中略)
このように作られた漢字は地理的に近い我が国に先に入ってきた。仏教伝来と建国にともなう自
然な受容だった。仏教が時代を経てこの土地に根をおろして高句麗・百済・新羅三国が各々国家
体系を形成できたのも漢字があったから可能だった。
一方、海の彼方の日本はまだ文字生活を享受できなかった。文字がないから自らの考えと力を体
系化したり集中できなかった。そうした時に百済の王仁博士が日本に渡って論語と千字文を伝え
た。それは、未開だった島国日本の人々にはなかなか大きな贈り物ではなかったか。中国の文字
と聖人の思想を同時に味わうことができたので一種のカルチャーショックだったかもしれない。
(中略)
さらにひらがななど自分たちの独自文字を作った日本人たちは考えを整えて発展させ国力を育て
た。合わせて外国の先進文物を受け入れた。その土台は日本文字にあった。これは彼らの全てを
完全に変えた。すると自分たちの政治的安定と国力を国外に誇示して試験できる機会を模索した。
その最初が壬辰倭乱だった。日本はもはや論語と千字文を受け入れた過去の日本ではなかった。
鳥銃など最先端武器で武装した倭軍は朝鮮を荒地にした。
これが終わりではなかった。19世紀末に列強は執拗に朝鮮に門戸開放を要求した。その混乱の
中で結局日本は朝鮮を強奪した。当時、日本の力は壬辰倭乱時の力とは比較にならない程大き
かった。日本は中国はもちろんアジアと太平洋の様々な国に力を伸ばし米国とも戦争した。飛行
機と戦艦、航空母艦まで作ることができたのは日本文字があったから可能だった。'文字は国力'と
いう事実をもう一度立証したのだ。
最近になって日本がより一層傲慢で無礼になっている。島国の未開な習性を消せないように彼ら
の言動は理解するのが難しい。日本が果たしてアジアの隣国として世界を構成する国家なのか
疑わしい。理性が欠如した野蛮な国家の姿を如実に見せている。軍国主義の亡霊がよみがえっ
ているようだ。
王仁博士は死の波を破って日本に渡り漢字を伝えた。未開な島国の人々は文字の光明の中で繁
栄を享受して良い暮らしになった。日本が私たちにいつも感謝しなければならない理由はここにあ
る。それでも彼らは私たちを困らせたり被害を与えた。並大抵な背恩忘徳でない。その恩恵を恩
恵として千万倍返しても不足なのに私たちをだまし脅迫している。歴史をねつ造したり歪曲して独
島妄言を吐き出している。こういう国に<近くて遠い国>と表現することは当然だ。8.15敗亡日が近
づいているこの時に日本は王仁博士の崇高な善隣友好精神を深く再確認してみるように願う。ど
うか<近くて近い国>がなるように願う。
<パン・ウンギュ編集委員.平沢大兼任教授>
URLリンク(www.ctnews.co.kr)
ソース:CTニュース(韓国語) 近くて遠い国日本<パン・ウンギュコラム>
URLリンク(www.ctnews.co.kr)§ion=sc5§ion2=
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★1が立った日時:2011/07/19(火) 23:11:40.48