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フランスで見た韓国の武術「ハイドン・グムド」
NCN 2011年7月18日(月)20時32分配信
URLリンク(news.nicovideo.jp)
韓国のマーシャル・アーツ「Haidong Gumdo」。演武では蹴り技も使う。
JapanExpo2011と併催されたComic Conで2011年6月30日から4日間、剣を用いる韓国の
マーシャル・アーツ「Haidong Gumdo(ハイドン・グムド)」のデモンストレーションと
体験会が行われた。そこで、剣道を学んだことがあるというフランス人男性に体験会へ
参加してもらい、剣道との違いについて聞いた。
■10年の山ごもりの末に完成 競技人口は300万
会場で配られた資料によれば、ハイドン・グムドはかつて朝鮮半島北部にあった高句麗の
兵士のあいだで使われた武術が基になっているという。それを西暦595年から673年頃、
キム・ヨウシン将軍が体系的にまとめたとされる。その後、永らく途絶えていたが1960年代、
キム・ジョンホ氏が10年間の山ごもりの末にマーシャル・アーツとして完成させ、創始者と
なった。現在、全世界で300万人がハイドン・グムドを楽しんでいるという。
ハイドン・グムドについては、インターネット上で「韓国剣道」と表現されたことから
一時話題になったが、会場ではそうした言葉で紹介されることはなかった。木刀を用いる
ことや道着の意匠などは確かに剣道と似ているが、異なる点がいくつもあった。その一つが
「帯」で、ハイドン・グムドでは、道着に柔道着や空手着のような帯がある。初心者は白帯で、
上達するにつれ黄、緑、茶、赤、黒と変化するという。
会場ではまず、赤帯を締めた選手が中心となってデモンストレーション(演武)が行われた。
演武では蹴り技や前まわり受け身の要素があるなど、ここでも剣道との大きな違いが見られた。
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