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中国の国家統計局は、ことし4月から6月までのGDP=国内総生産の伸び率が、前の3か月に比べて2.2%のプラスだったと発表しました。
また、前の年の同じ時期と比べた伸び率は9.5%のプラスで、依然として高い伸びを続けているものの、2四半期連続で僅かながら減速して
います。
中国の国家統計局は13日、ことし4月から6月までのGDPを発表し、前の3か月に比べた伸び率は2.2%のプラスとなりました。また、前の
年の同じ時期と比べた伸び率は9.5%と、依然として高い伸びを続けているものの、2四半期連続で僅かながら減速しています。これは、
エネルギーや穀物などの国際的な価格高騰を背景に、物価の上昇傾向が強まるなかで、物価高を抑えるための金融引き締めに向けた動きを
強化した結果、成長の勢いが鈍ったものです。ただ、先月の消費者物価指数が前の年の同じ月と比べて6.4%も上昇するなど、物価高に
歯止めはかかっていません。さらに、高成長を続けるなかで、全国的に賃金が上昇して、製造業などのコストもかさみ始めており、成長を妨げる
要因になると懸念されています。これについて、国家統計局の盛来運報道官は、「経済発展を取り巻く国内外の環境は、依然、かなり複雑かつ
不安定だ。引き続き、物価の安定を最優先に経済政策を強化していく」と述べ、当面、高い成長を求めるよりは物価の安定に力を注ぐ考えを
示しました。
NHKニュース: 2011年7月13日 11時32分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)