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広東省恵州市の大亜湾区石化工業区内にある、中国海洋石油総公司(中海石、CNOOC)の
傘下会社、中国海洋石油煉化有限責任公司・恵州製油所では11日午前4時、製油機材の油漏れ
による火災事故が発生。同製油所の周辺地域では一時、同製油所から約100メートルもの火柱
が上がったことなどから、周辺住民による避難のための交通渋滞など、混乱が見られた。けが人
はなかった。光明網などが報じた。
同工業区の関係者によると、中国海洋石油煉化有限責任公司・恵州製油所では11日午前4時10分
ごろ、稼働中だった製油機器の塔底油ポンプ部分から、油漏れにより出火した。火は、3時間後
の午前7時10分にほぼ消し止められた。けが人はなく、製油所外への石油流出も見られなかった
が、黒煙は今なお出続けている。現場作業員によると、火災による煙は主に、ガソリン燃焼に
よる二酸化炭素で、有毒成分は含まれていないとされる。
しかし、周辺地域では、事故発生直後、約100メートルもの火柱が目撃されたほか、午前5時に
は、うわさの拡散により、避難を急ぐ住民らによる交通渋滞が発生するなど、一時騒然とした。
中国海洋石油は先月、海上油田からの石油流出で、渤海の840平方キロメートルを汚染したこと
が明るみに出たばかり。
(編集担当:青田三知)
サーチナ 2011/07/11
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