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「日本人はワリカンが好き」ということは中国人の間でも比較的よく知られている。中国人ブ
ロガー「未名天日語」さんも「日本人がワリカンを好む理由」というタイトルでブログを掲載
している。
ブロガーはまず、「ワリカンは日本では日常的によくあることで、仲の良い同僚や友達同士で
も、1円単位できっちりと計算する」と説明。そして、「どうしてそこまで細かく計算するの
か不思議に思う。和やかな雰囲気が崩れそうだし、何だかケチくさい。日本では彼氏と彼女が
デートするときでも細かくワリカンにするそうだが、中国でそんなことをしたらシラけてしまう」
と首をかしげた。
そして、「中国では伝統的におごったりおごられたりしながら友好を深めていくが、日本では
むしろ逆。同じ金額を払って同じ食事とサービスを楽しみ、平等に交友を深めていく。なので、
ご馳走する相手が高いものを頼みまくってハラハラしたり、所持金が足りるかどうか頭の中で
そろばんをはじいたりする心配はない」と日中の違いを解説。
その上で、日本のワリカン文化について「確かに一理ある。仕事上の相手などにおごられると、
いつどうやってお返しをして互いのメンツを守ったらよいか考えなくてはいけないので面倒く
さい」と一定の理解を示した。
文末では「日本人はリスクを冒すのが嫌いで、物事を規則通りに進めたがる。食事のときも、
自分がいくら払うかだいたい分っている方が安心なのだ。中国人はむしろ逆で、型に縛られる
のを好まない。決まりを気にするより、食事の席ではとにかく人脈が作ることを重んじる。ビジ
ネスの場面でも、おごったりおごられたりして友達のような関係になった上で、話を進めよう
とする。ビジネスのやり方も日本と中国では様々だ」と締めくくった。
ちなみにこのブロガーのように、「日本人は恋人同士でも1円単位でワリカンにする」と誤解
している中国人は少なくない。「日本人はワリカン好き」という話が誇張されて広まっている
面もあるようだ。(編集担当:西谷格)
サーチナ 2011/07/11
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