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平昌のオリンピック誘致成功で、東京都のオリンピック誘致に支障
【イ・ジホ記者】
平昌が2018年の冬季オリンピック誘致に成功した。
国際オリンピック委員会(IOC)は6日、南アフリカ共和国ダーバンで開かれた第123回総会で、
2018年冬季オリンピック開催都市に平昌を選択した。
韓国でオリンピックが開かれるのは1988年のソウルオリンピック以来2回目、韓国で冬季オリンピッ
クを開催するのは今回が初めてだ。アジアでは札幌市、長野県に続き3回目となる。
平昌は2010年と2014の年冬季オリンピック誘致には失敗したが、結局3回目の試みで誘致に成功した。
URLリンク(www.jpnews.kr)
▼日本マスコミ、「東京都の2020年夏季オリンピック誘致に支障」
日本の各報道機関は、平昌への冬季オリンピック誘致成功の一報を足早に伝えた。
日本のマスコミは、イ・ミョンバク大統領とバンクーバーオリンピック金メダリストキム・ヨナが
積極的に誘致活動に参加するなど韓国が総力戦を広げた結果、2018年に平昌への冬季オリンピック誘
致に成功したと伝えた。
日本で空前のヒットを記録した「冬のソナタ」の撮影地が平昌であったというのも注目を集めやすい
点だ。
また毎日新聞などの一部報道機関は、オリンピック誘致成功に喜ぶ平昌住民の姿をリアルタイムで報
道した。
一方、産経新聞などの一部日本マスコミは、今回の韓国の冬季オリンピック誘致によって東京都の
2020年夏季オリンピック誘致に支障が生じるとの懸念を示した。
7日朝の産経新聞は、「東京へ夏季オリンピックを誘致した場合は(平昌オリンピックの)わずか2
年後になる。同じアジア、それも隣国で祭典が開かれた後、その熱が冷めやらぬ時期だ。東京のオリ
ンピック誘致の可能性は自然に低くなる」と報道した。
実際に冬季オリンピックとそれに続く夏季オリンピックが同じ大陸で開かれた事例はまだない。産経
新聞は、「オリンピック開催地の『大陸ローテーション』という慣例が東京都のオリンピック誘致に
障壁になるだろう」と分析した。
石原慎太郎東京都知事は2020年夏季オリンピック誘致に強い意欲を表わしてきた。2016年夏季オリン
ピック誘致には失敗したが、2020年夏季オリンピック誘致は絶対に成功させるとの強い意志を表明し
てきたのだ。
しかし平昌の2018年冬季オリンピック誘致成功で、東京都は夏季オリンピック誘致への険しい道を歩
くことになった。
>>2に続く