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八重山漁協(沖縄県石垣市)所属の漁船が3日、尖閣諸島(中国名:釣魚島)周辺で操業した
ことについて、中国外交部は即座に抗議を行い、漁業監視船を尖閣諸島に向かわせた。5日付
の環境時報(電子版)は、中国人学者の庚氏の言葉を引用し、「日本政府は外相を中国に派遣
して好意を表わしながら、一方で公然と紛争海域において強硬な手段をとる。このような対照
こそが日本の評判と信頼を損なうものだ」と報じた。
松本外相は4日、中国を訪問し、楊潔〓(ようけつち)中国外交部長と会談した。2010年9月に
発生した漁船衝突事故後、日本の外相が中国を訪問するのは初めてのことだ。
松本外相は海洋問題の協議のため訪中期間を延長し、東シナ海におけるガス田の共同開発を再開
するよう提案したが、楊潔〓部長は「中国の立場は何も変わらない」にとどまった。
上海交通大学の日本研究センター主任である王氏は、「菅直人政権は中国との関係において裏表
のある2つの策を弄(ろう)している。これは日本の対中政策の構造的矛盾と大きな関係がある」
と主張。
さらに王氏は、「日本は安全面においてわが国を信用することはできないが、経済面では中国
を頼りにしている。日本は時々騒動を起こしては、日中関係を良くしたり悪くしたりする」と
述べた。また、庚氏は「日本と領土問題がある国はわが国ばかりではない。将来、他国がわが国
と同じような状況に面したならば、他の国がどうして日本を信頼できるだろうか」と警告した。
(編集担当:及川源十郎)
サーチナ 2011/07/07
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