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平昌冬季五輪:コリア・ブランド向上(上)
韓国も「金持ち五輪」の隊列に
2018年冬季五輪は韓国スポーツ界の快挙というだけでなく、国全体の発展や品格を
引き上げる画期的な契機になるとして期待される。
これまで冬季五輪は欧州や北米の先進国を中心に行われてきた。フランス・シャモ
ニーの第1回大会(1924年)以来、欧州で14回、北米で5回と欧米中心に開催され、そ
れ以外ではアジアで日本が2回ホスト国を務めた。
冬季五輪の種目はどれも先進国型スポーツと認識されている点を考慮すると、平昌
冬季五輪はスポーツ、経済、文化などさまざまな側面で韓国のブランド価値を引き上
げるのに大きく貢献するとみられる。
また、冬季五輪の開催は先進国の指標ともなる。1990年代後半以降のホスト国の所
得を見ると、夏季五輪開催国に比べ、冬季五輪開催国の1人当たり国民所得の方が高
くなっている。
平昌が冬季五輪を開催するに当たって、交通など各種インフラが拡充されるのはも
ちろん、民間の投資も増え、観光産業の発展が期待される。また、韓国を国民所得2万
ドル(約161万円)から3万ドル(243万円)に引き上げる起爆剤となる可能性もある。
漢陽大学スポーツ産業学科のキム・ジョン教授は「平昌冬季五輪は江原道地域がバ
ランスを取りながら発展し、スポーツと観光を連携させた新たな産業を生み出すきっか
けになるだろう。スポーツとレジャーを通じて国民の生活の質(QOL)を今以上に向上
させていきたい」と述べた。
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