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- 北朝鮮五輪委員、来日へ 入国禁止制裁抵触も、スポーツは「特例」 -
今月１４日に東京都内で開催されるアジア・オリンピック評議会（ＯＣＡ）総会にあわせ、日本政府が
北朝鮮の張雄・国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）委員の入国を認める方向で調整していることが６日、
分かった。日本政府は平成１８年１０月の北朝鮮の核実験実施以降、北朝鮮籍保有者の入国を原則
禁止しているが、「政治とスポーツの分離」をうたう五輪憲章の精神から、「特例措置」とする方針だ。
公的活動の制限など条件をつけるものの、拉致事件や非核化に向けた進展がない中で国内から
反発の声が上がることが予想される。
外交筋によると、日本政府は張氏の公的活動はＯＣＡ総会出席に限り認める。皇族方のご臨席が
予定されている１６日の日本体育協会と日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）の創立１００周年祝賀式典
への出席は許可しない。
日本政府は昨年２月も、東京で行われた女子サッカーの東アジア選手権で北朝鮮代表の入国を
許可した。ただ、北朝鮮は日本側が入国に一時難色を示したとして反発し、選手は来日しなかった。
張氏の入国が認められれば特例措置としては初めてのケースとなる。
ソース ： 産経 2011.7.7 00:07
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