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2011年7月4日、全席禁煙となっている北京-上海間の高速鉄道で、乗客がトイレで吸ったタバ
コが原因で警報が鳴り、約1分に渡り列車が減速した。5日付で新京報が伝えた。
6月30日に開通したばかりの北京と上海を結ぶ「京滬高速鉄道」。中国で最も美しい先頭車両を
持つと言われるCRH380型車両は完全密閉となっており、全席禁煙だ。乗客が隠れてタバコを吸
おうものなら、警報機が作動し、場合によっては設備の故障を招くという。
喫煙騒ぎがあったのは4日午後4時45分(日本時間同5時45分)ごろ。上海虹橋駅から北京南
駅に向かっていた列車が山東省の徳州を通過した辺りで突然、警報が鳴り響き、時速310kmから
280kmに減速。約1分にわたり、その状態が続いた。
係員が駆け付けたところ、9号車と10号車の間のトイレから40歳くらいの男性が出てきた。男性
はすぐに取り押さえられ、厳重注意と罰金50元(約625円)が科せられた。なお、北京-上海間の
高速鉄道では2日にも乗客がトイレでタバコを吸い、故障警報が鳴るという騒ぎが起きている。
(翻訳・編集/NN)
ソース:レコードチャイナ<中国版新幹線が突然減速、原因は乗客の隠れタバコ―中国>
URLリンク(www.recordchina.co.jp)
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