11/07/05 23:23:28.75
[総合]'夏負けした'KTX彦陽アーチ橋、線路変形攻防
URLリンク(imgnews.naver.com)
【蔚山(ウルサン)=ニューシス】チャン・ジスン記者=蒸し暑さでKTXが通る彦陽(オニャン)アーチ橋に線路の
変形が起きて該当区間で減速運行が行なわれているという主張が労組によって提起された。反面、鉄道施
設公団側は温度変化とは大きな関係がないという説明だ。
京釜(キョンブ)高速鉄道2段階区間の新慶州(シンキョンジュ)~蔚山(ウルサン)駅の間の彦陽高架の下部
の鉄製アーチ橋が夏の気温上昇によって伸びながら鉄道の一部区間が盛り上がったと5日労組が明らかに
した。
労組によれば6月以後気温が上昇しながら下部は鉄製で上部はコンクリートでできた彦陽アーチ橋の変形
差で高速鉄道がある橋の上部が盛り上がる変形ができた。変形した部分はアーチ橋上の両方向150~200
mほどだ。
特にこの区間は分岐器(線路を二つに分ける機器)がある場所で、分岐器の誤作動の原因である可能性も
大きいというのが労組の主張だ。
実際、KTXはこの区間を時速300kmで走ることができる本線を放って先月初めから時速170kmに減らして運
行しなければならない副本線を走っている。
韓国鉄道施設公団もこの場所に臨時にパッドを挿入して高低を調節していて、鉄製の橋脚の温度を低くする
ために先月15日から橋脚にスプリンクラーを設置し始め、直ちに試験運営に入った。このスプリンクラーは臨
時発電機を回して地下水を調達している。現在は電気線引入工事をしている状態で、この工事が完了する
前、臨時発電機で急いで水を引き込んで使っている実情だ。
労組は「高速で走行するKTX線路にきちんとした検証なしで外部温度に敏感な鉄製アーチ橋を施工したこと
自体が問題」と主張した。
これに対して鉄道施設公団側は彦陽高架区間の減速運行は鋼合成コンクリートアーチ橋の夏の温度変化
により発生した変位とは関係がないという釈明だ。
公団側は「鋼合成コンクリートアーチ橋は構造上温度変化により上下方向へ変位を許容する条件で設計施
工された」として「彦陽高架の変位を測定した結果、垂直変位幅は21.3mmであり、これは国内の高速鉄道
設計基準だけでなく日本の設計基準も満足するように施工された」という説明だ。
現在、新慶州駅および蔚山駅の構内を時速170kmに減らして運行していることに対しても公団側は「線路転
換装置に障害が発生して原因調査および整備などを施行するためであり、現在、整備を完了して試験運行
中にある」と明らかにした。
また、パス挿入と遮熱ペイント、スプリンクラー作業と関連しても公団側は「開通以後1年間検測した線形の
結果を基準として最適の線形条件を維持しようと厚さ1~5mmのパッドを挿入して調整中であり、超高温の異
常気候発生時に備えてスプリンクラーと遮熱ペイントを施工した」と明らかにした。
ソース:NAVER/ニューシス(韓国語) 記事入力2011-07-05 16:55
URLリンク(news.naver.com)