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英ロンドンの都心から車で南西に50分ほど走った所にあるニューモルデンは、欧州で韓国人や
韓国系が最も多い地域で「リトル・コリア」とも呼ばれる。29日午前(現地時間)、この地域の
スーパー「テスコ・エキストラ」に入って思わず目を見張った。「辛ラーメン(インスタントラーメン)」
「ペペロ(韓国版ポッキー)」「ヘッパン(包装米飯)」「チョウムチョロム(焼酎)」など、韓国でよく
目にする製品が、売り場で一番目立つコーナーに陳列されていたのだ。
1本65ペンス(約83円)の韓国産アロエジュース2本をショッピングカートに入れた主婦のダイアナ・
ストレックさんは「アロエが健康によいことは知っていたが、ジュースとして販売されているのが
不思議だった」と語った。別の来店客のリチャード・エドワードさんは「英国にはない乾燥のりを
売っているのが珍しくて、一度食べてみたかった」と話した。
売り場入り口に設けられた韓国料理の試食コーナーも、来店客でにぎわった。同日、店を訪れた
英ビジネスイノベーション技能省のエドワード・デービー首席次官は、プルコギ(韓国風すき焼き)
を試食し「本当においしい。韓国人も皆好きなのか」と言って親指を立ててみせた。
英国最大手チェーンストアのテスコが大韓貿易投資振興公社(KOTRA)や韓国大手スーパーの
ホームプラスと手を組み、欧州で初開催した「韓国食品展」が予想以上の好評を博し、欧州での
韓国食品ブームに期待が高まっている。7月1日の韓国と欧州連合(EU)の自由貿易協定
(FTA)発効を前に行われたこのイベントは、韓国製品の欧州への輸出拡大を占う試金石とも
なることから、とりわけ関心を集めていた。
朝鮮日報 2011/07/01
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29日午前(現地時間)、テスコのニューモルデン店を訪れた客たちが、のりやインスタント
ラーメン、コチュジャンなど韓国食品を選んでいる。/ロンドン=共同取材団撮影