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LG電子「ソニー・三星、2Dテレビでも作ってろ」米国で広告へ
2011年07月01日08時55分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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30日(現地時間)から米USAトゥデイとウォールストリートジャーナル(WSJ)に
大々的に出すLG電子の広告。
「おい、ソニーと三星(サムスン)よ。2Dテレビでも頑張って作ってろ」(HEY
SONY & SAMSUNG BETTER STICK TO 2D)。
LG電子が30日(現地時間)から米USAトゥデイとウォールストリートジャーナル(WSJ)に
大々的に出す広告だ。3D立体画面テレビをめぐり、LG電子が海外で三星電子・ソニーに照準を
合わせたのだ。LG電子は国内でも一度、三星電子と3Dテレビの技術をめぐり神経戦を繰り広げて
おり、両社間の神経戦が加熱する見込みだ。
LG電子がこうした比較広告攻勢を始めたのは、3Dテレビに関する国内外の最近の消費者評価で、
LG製品が三星電子・ソニーを上回ったからだ。
最近、米消費者雑誌コンシューマーリポートは現地で販売されている6社・13製品を比較・評価
した結果、LG電子の「シネマ3Dテレビ」が1位になったと発表した。3D効果はもちろん、音響と
機能、画面メニューまで、すべての評価項目でLG電子製品が高い点数を受けた。
さらにLG電子は独自で施行した「ブラインドテスト(ブランドを隠した状態で品質を比較する
テスト)」でも、三星電子とソニーの製品を圧倒したと説明した。米国のロサンゼルス・ダラス・
シカゴ・ニュージャージー・アトランタの5地域で中産層の米国人439人を対象に調査した。
その結果、ソニーとLG電子の製品の比較では80%が、三星とLGの製品の比較では82%がLG
製品を選んだという。
LG電子米州法人の関係者は「米国では消費者団体の比較・評価結果や公正なブラインドテストの
結果に基づいて比較広告をするのが一般化されている」と説明した。また「今回の広告も三星電子や
ソニーを刺激したり誹謗しようというのではなく、LG製品の認知度を高めるためのが目的」と話した。
LG電子側は広告のコピーに関する法律検討も終えたと明らかにした。これに対し、一部からは
「昨年以降スマートフォン市場で劣勢を免れなかったLG電子が3Dテレビで機先を制しようという
戦略」という評価が出ている。
現在3Dテレビ市場は使用するメガネによって2つの陣営が激しく対立している。三星電子はメガネの
両側のレンズを交互に開閉する「シャッター式」を、LG電子は両レンズに青と赤をかぶせた「偏光式」を
それぞれ採択している。どちらが大勢になるかによって市場主導権の行方が決まる。
三星電子とソニーも初期に主導権を奪われまいと反撃に出るとみられ、3Dテレビ戦争が世界舞台に
拡散する見通しだ。
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