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夏の暑さを乗り切るために、汗をいっぱいかきながら食べたいのが韓国料理! ……というわけで
グルメ雑誌『アリガット』誌の元編集長・小川フミオ氏がセレクトした『黄牛(ファンソ)』(東京・麻布
十番)の「カムジャタン定食」を紹介します!
* * *
肉+鍋の料理は、いうまでもなくうまい。そのバリエーションの多さは、韓国はすばらしく豊かだ。
たとえば、ここで紹介するカムジャタン。肉と野菜と香辛料を、とても上手に使っている。近年日本
でも人気がどんどん上がっているのもうなずける。
簡単にいうと、豚の背骨とジャガイモを、野菜と香辛料とともに煮込んだもの。骨のまわりの肉を
スプーンで削いで、スープと一緒に食べる。ジャガイモ(カムジャ)のやわらかな甘さがよく合う。
最後はご飯を投入するのもいい。
数あるカムジャタンの中でもピカイチなのが、麻布十番の『黄牛』のものだ。
下処理を丁寧にした豚の背骨、それに韓国から持ってくるシレギ(乾燥させた大根の葉)やエゴマ
が特徴。唐辛子も、辛さと甘さで最高級とされるチョンヤン地方のものを使う。「うちのカムジャタン
は日本一」とオーナーのユーヒさんが胸を張るのもわかる。
元気が湧いてくる料理。暑さを乗り切るのに、韓国のパワーをもらおうではないか。
(住所、営業時間他割愛)
東京でも本場の料理が食べたい、と韓国人オーナーが2008年にオープン。黄牛とは韓国をはじめ、
中国や東南アジアで飼育されている牛。奉仕のシンボルなのだとか。カムジャタンは、夜は大きな
鍋で食べることもできる(2~3人前で3500円)。夏には、フルーツなども使う韓国風のかき氷も提供
される予定。これも暑いときにうまい。
撮影■河野公俊
※週刊ポスト2011年7月8日号
NEWSポストセブン 2011/06/27
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写真『黄牛(ファンソ)』の「カムジャタン定食」
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★1の立った日時:2011/06/28(火) 15:21:30.40