【コラム】フランス韓流ブームの裏[06/28]at NEWS4PLUS
【コラム】フランス韓流ブームの裏[06/28] - 暇つぶし2ch1:荒波φ ★
11/06/28 11:20:01.19

「そちらでは韓流ブームがすごいそうだね?」。最近最もよく受ける質問だ。
韓国の知人はフランスと聞けば、真っ先に10-11日のK-POP(韓国大衆歌謡)公演を思い出すようだ。
回答は「なんとも言えない」で始まる。それから「人気があるのはあるが、韓国で期待されている状況とは少し違う」と説明する。
すると、新聞や放送の報道に接した人たちは「フランス主要メディアも特筆大書したと書いてあったが…」と返してくる。
答える側に愛国心が不足し、過度に冷笑的に見ているのではないかと疑っているような感じだ。

少女時代・東方神起などSMタウン所属K-POPグループの公演2日目、3時間30分の舞台と客席を見た。
初日は他の地域に出張中だった。韓国アイドルスターが登場すると、フランスの観客が熱烈に歓呼した。
その瞬間、胸を熱くなった。韓国人または韓国のものにフランス人またはヨーロッパ人がこれほど熱狂するのを生まれて初めて見たという
一種の感激だった。外国の青少年が韓国語の歌詞で一緒に歌っているのを見て妙な自負心も感じた。
全力で踊って歌う韓国の美男・美女の若者を誇りに思った。異邦人、遠い極東から来た東洋人として感じる疎外感を吹き飛ばしてくれるようだった。

その後、フランスのメディアの反応を丁寧にチェックした。
「主要公演会場の一つ‘Le Zenith’の6700席をぎっしりと埋めた熱狂的な公演があったのだから…」という思いで反応を期待していたのだ。
しかし主要新聞・放送では言及さえもなかった。公演前にルモンドとルフィガロが韓流に関する記事を載せたのがまだ慰めだ。
この記事はそれぞれ東京特派員とソウル特派員が主に韓国のアイドルスターと大衆歌謡の生産過程について書いたものだった。

少し考えると、寂しく感じることでもない。
先週、米国のヒップホップグループ「ブラック・アイド・ピーズ」はパリのサッカー場で3回の公演を行った。
毎回8万席の客席がぎっしりと埋まった。数日後には米国歌手プリンスが同じサッカー場でコンサートを開く。
8万席がすでに完売している。これくらいなってこそプライドの高いフランスの放送や新聞も少し関心を見せる。

SMタウンの初日公演のインターネット前売りが15分で完売となり、
チケットを入手できなかったK-POPファンが公演延長を要求するイベントまで開いたが、
まだフランスの人気歌手が主に公演する2万人規模のベルシー公演会場がすべて埋まるという保証はない。
K-POPをインターネットで熱心に検索して楽しむフランス人は多くて3万人程度と推定されているからだ。

しかし落胆することでもない。イ・スマンSMエンターテイメント会長の言葉のように「まだ始まり」にすぎない。
KBS(韓国放送公社)関係者によると、フランスの地上波放送の一つが今年秋に韓国ドラマ「アイリス」を放送する計画があるという。
他国のように韓国の歌謡・ドラマが‘韓流シナジー’効果を出しながら底辺を広げる可能性もある。
映画を通して韓国映像物に関心を持った層が厚く形成されているのがフランスだ。
K-POP8万人観客時代、実現不可能な幻想ではないかもしれない。


2011年06月28日09時57分
[? 中央日報/中央日報日本語版]
URLリンク(japanese.joins.com)
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