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三星「分析の結果、バッテリーについた傷が原因と推定される」との説明
（水原（スウォン）＝聯合ニュース）キム・グァンホ記者＝
携帯電話ギャラクシーＳのバッテリーが火花を散らし破裂する事故が起こった。
京畿道（キョンギ＝ド）利川（イチョン）に住むカン某（31）氏と三星電子によると、26日未明の３
～４時頃にカン氏がカウチソファでＴＶを見ていると、隣のベッドに上に置いていた携帯電話「ギャ
ラクシＳ」からパチパチという音と共に火花が散った。
続いて携帯電話の裏蓋が開くとバッテリーが飛び出し、携帯電話が置かれたベッドの布団の一部が黒
く焼け焦げた。
バッテリーは大きく膨らみ側面が裂けて内部が見えており、携帯電話本体のバッテリー装着部分も一
部が黒く焼けていた。
ただし、フロント部分は勿論、携帯電話の他の部分は全く壊れていない。
カン氏は、携帯電話の電池は半分程度残っていたため充電器とつないでおらず、携帯電話の使用中の
出来事でもなかったと説明した。
カン氏は「昨年10月頃、携帯電話を購入した」とし「普段は何の異常もなかった携帯電話から、パチ
パチという音と共に煙と火花が散って驚き慌てた」と話した。
三星電子は当日の午後、連絡を受けたカン氏からその携帯電話を回収し、事故原因に対する分析作業
を始めた。
三星電子は「携帯電話の本体や電池の内部要因による問題点、及び異常現象は確認されなかった」と
話している。
しかし「Ｘ線及びＣＴスキャンの分析の結果、バッテリーの外面上部のマイナス極タブに、事故以前
についていた傷（凹み）があった」としたが「この傷がどのようについたのかは分からない」と付け
加えた。
続いて「バッテリーを解体して分析した結果、バッテリー上部の凹んだ部位がバッテリーケース内側
とショートを起こし発熱したものとみられる」と説明した。
三星電子は内部サービス規定に従って、カン氏に対する適切な補償を検討している。
聯合ニュース／韓国語（2011/06/27 16:48）
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