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上海を拠点とするエアライン大手、中国東方航空が中国9都市で行った客室乗務員の
採用試験が、賛否両論を巻き起こしている。新卒など25歳以下の男女数百人の採用枠
に実に数万人が応募したが、「美容整形の手術を受けた人は採用しない」と募集時から
異例のクギを刺していたからだ。
東方航空側はその理由として、「客室乗務員に求められるのは顧客やスタッフとの協調
性や表現能力。美容整形の手術を受けた人は長時間のフライトには適さない」と説明している。
面接時に美容整形医など専門家も同席させ、手術歴を隠して応募した人も外観や動き方
からチェックする入念ぶりだったという。苦言を呈した地元紙のコラムは「美容整形手術の
経験が長時間のフライトに影響するかどうか、医学的根拠がない」と訴えた。
応募者の人数がけた外れに多い中国では、能力が高い上に生まれつきの容姿もバツグン
という若者も少なくない。そんな密(ひそ)かな計算も東方航空にはあったのだろうか。就活の
ための美容整形を嫌う年配の人たちからは拍手喝采も起きた。
大学新卒者が毎年700万人にも上る中国では、面接で印象をよくしようと美容整形する
若者が年々増えているという。これも経済発展の恩恵か。時代は変わった。(河崎真澄)
ソース msn産経ニュース 2011.6.27
URLリンク(sankei.jp.msn.com)