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千里眼衛星発射1周年、気象・海洋・通信本格サービス
[アジアトゥデイ=キム・ヨンミン記者] 放送通信委員会、教育科学技術部、国土海洋部、気象庁は来る27日
に発射1周年を迎える国内最初の多目的静止軌道人工衛星の千里眼衛星が去る4月から気象・海洋映像
および放送通信など成功的なサービスを提供していると24日明らかにした。
千里眼衛星は去る2003年から7年の間、教育科学技術部、放送通信委員会、国土海洋部、気象庁が共同
開発した衛星で、気象映像と海洋映像を撮影できる2台の高性能カメラと国産化に成功した広帯域放送通
信中継機を搭載している。
昨年6月に発射された千里眼衛星は目標位置の東経128.2度、高度3万5800kmの赤道上空に成功的に無
事に到着した。
国内技術陣は千里眼衛星の発射後7ヶ月間の軌道上試験(IOT)を通じて中大型静止軌道衛星の独自の運
用技術および気象と海洋映像資料の受信・処理および検定・補正技術を習得した。
また、国産化通信システムの安定的運用および性能維持等を通じて静止軌道通信衛星と管制システムの
開発の力量に対する信頼性を対内外的に確保した。これで全面的に輸入に依存した放送通信衛星に輸入
代替効果が期待されている。
現在、千里眼衛星の気象搭載体と海洋搭載体は毎日170枚余りの気象映像と8枚の海洋映像を撮影して
地上へ伝送していて、これは国民生活に必須の天気予報、韓半島沿岸の海洋環境監視、研究などに活用
されている。
特に気象映像は去る4月1日から既に日本の気象衛星から提供された資料に代わって国内報道機関、気
象資料需要機関などに公式に提供されている。
海洋映像は今まで既存の衛星で見られなかった海洋環境の微細な変化を見ることができることが確認さ
れてその効用性が今後非常に高くなると期待される。
通信搭載体は去る4月、9個の活用機関を選定して関連産業技術とサービスの開発インフラとして機能を
遂行している。
千里眼衛星は今後残った7年の任務寿命期間の間、韓半島上空を守って、国内の気象・海洋観測、通信
サービスだけでなく国内外の災害・災難対応、国際共同研究などに活用される予定だ。
教育科学技術部と韓国航空宇宙研究院は来る28日、関係機関と共同で「千里眼衛星活用ワークショップ」
を開催して千里眼衛星活用の現況および計画を点検して千里眼衛星活用のすそ野を広げるための方案
を議論する計画だ。
<キム・ヨンミン記者>
ソース:アジアトゥデイ(韓国語) 入力[2011-06-24 16:56]
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