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国際競争力を持つ韓国企業が増えている。これに比例して韓国商品に対する認知度と国家イメ
ージも上がっている。この頃は世界のどの空港に行っても韓国企業の広告がある。昨年KOTRA
が発表した韓国企業とブランドの認知度は先進国で71.5%であることが明らかになった。
10年余り前、英国勤務をしていた頃、テレビを購入するため家電製品店に立ち寄った。主人は世
界的ブランドと自慢しながら日本製「ソニー」テレビを推薦した。私たち家族は韓国産を購入すると
固執したところ、品質も良くなくて価格も高いのになぜ買おうとするのか分からないと首を横に振っ
た。今はヨーロッパの田舎のブルガリアでも韓国産家電製品は売り場でも一番前に陳列されてい
る。売り場の主人に良い製品を推薦してくれと言えば一も二もなく韓国産を薦める。10年余りの間
に私たちの製品は隈で無視された製品から代表製品に着々とのぼったのだ。
残念ながら電子製品と自動車を除く他の分野ではこれという頭角を見せられずにいる。代表製品
が善戦したため韓国製品に対する観念的な認知度や選好度は非常に高いほうだ。しかし具体的
な製品を取捨選択する時は大部分のバイヤーや消費者の返事は、韓国製品を使った経験がなく
てよく分からないという反応が圧倒的に多い。この点では、今後の海外マーケティングはブランド
の認知度をアップし流通構造を多角化することに焦点を合わせなければならないと見られる。
私たちの製品に対する認知度は高まったが相変らず低く評価する人も多い。韓国産自動車のブ
ルガリアのエージェントに韓国車の世界市場占有率が5%越えたと自慢をしたところ、彼はただちに
真っ向から否定した。彼は韓国車は量的に成長したかも知れないが基礎固有技術がないから成
長には限界があり、市場占有率もまた不安定な数値という。瞬間、どうして自分が生計の手段とし
ている韓国車に否定的な認識を持っているのかと疑惑を抱いた。その一方で韓国製品の成長に
対するヨーロッパ人たちの本音を感じたようで苦々しかった。
最近になって韓国に対する羨望と称賛をする事業家や人々がどんどん多くなった。彼らを対象に
具体的な製品やプロジェクトに対する交渉をしようとすれば、私たちの製品に対する否定的な評
価をならべる場合が多い。もちろん価格を低くしてマージンを高くしようとする商法なわけだが相変
らずヨーロッパ人の胸中では韓国産は自分たちより一段階低い製品だと考えている。
多くの社会学者が指摘しているが、ヨーロッパの競争力をますます遅れをとった最も大きな要因は
ヨーロッパ人の行き過ぎた慢心だ。21世紀に入った世界は銃声のない戦争に入り、激しい競争を
繰り広げて長いが、相当数のヨーロッパ人は追撃するすでに自分たち水準を追い抜いたアジア諸
国や企業についてこれと言った関心を傾けない。相変らず自分たちが世界の中心だと信じている
人々が多く、たとえ現実を直視しても認めない。
昨年しばらく話題になり、今でも進行形のヨーロッパの危機の根本原因はもしかしたら自分たちが
世の中の中心という安易さのためではないかと思う。いくら巨大企業でも一度の新製品開発に失
敗したり技術開発に遅れをとれば一瞬のうちに奈落に落ちるのがビジネスの冷酷な現実だ。ヨー
ロッパ人とヨーロッパ企業はこのような平凡な真理を再確認することが必要なようだ。
来る7月1日、韓国とEUが締結した韓-EUのFTAが発効される。私たちの製品にとって世界第
1の購買力を持った巨大な市場に進出できる絶好の機会をむかえるわけだ。しかし上の事例であ
げたようにヨーロッパ人とヨーロッパ市場は侮れない暗礁と障壁が多い。最初は私たちの製品に
対する誤った偏見で二番目は厳格に存在する現実的な水準差だ。
どうか最善を尽くした品質と技術そして洗練されたマーケティング活動を通じてヨーロッパ人の古く
なった偏見を正しながら韓国産が名実共に世界の中心にのぼったことを見せる契機になるよう切
実に望む。
[ソフィアKBCセンター長イム・チェイク]
ソース:毎日経済(韓国語) [KOTRAリポート]ひどいヨーロッパ人たちの偏見
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★1がたった時間 = 2011/06/24(金) 23:57:20.82
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