11/06/25 14:02:49.63
広州のバッグ製造の韓国企業・番禺世門手袋廠の従業員約4千人が、不公平な待遇を不服として
今月20日からストライキに入った。博訊網が報じた。
同工場の従業員によると、韓国人管理職の労働者に対する態度があまりにも非道で、女性従業員
が怠けていないかどうかをチェックするため、女性トイレに平然と出入りする管理者もいるという。
労資双方が協議した結果、工場は23日、通常通りの操業を再開した。
広州市番禺区化竜鎮にある番禺世門手袋廠は、1992年に設立された韓国資本の独資企業。主な
製品は鞄や財布などの革製品で、多くの国際ブランドの代理加工生産を行っている。工場の従業員
数は約5000人で、その大半は女性従業員という。
香港の英字紙・サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、ストライキに参加した工場労働者は、
ほぼ終日立ったまま作業をしなければならず、一日の労働時間は12時間、4時間ぶっ通しで働いた
後、やっと手洗いに立つことが許されるという。
また、韓国人管理職の従業員に対する態度は非人道的で、自分の機嫌の向くままに従業員を叱責
する、携帯電話を没収する、女性従業員が怠けていないかどうかをチェックするために勝手気ままに
女性用トイレに出入りする、といった具合だ。このような横暴極まるやり方に耐えきれなくなった従業員
達は、ストに突入した。
同工場従業員の平均給与額は1100元。労働者側は、管理職の態度改善を求める以外に、基本給を
1300元にアップするよう要求した。広州市は昨年5月、市内企業で働く従業員の最低賃金基準を1100
元に引き上げた。同工場の従業員平均給与は、この最低ラインギリギリだ。
20日にストライキに突入した後、労使双方の話し合いの場が持たれ、23日午前中に通常通りの操業
が再開された。理事長の韓国人男性は、今後は二度と女性トイレに出入りするような真似はしないと
通訳を通じて従業員に誓った。(編集担当:松本夏穂)
サーチナ 2011/06/25
URLリンク(news.searchina.ne.jp)