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日本中を沸かせたサッカー日本代表をはじめ、プロ野球界屈指の名選手、プロレス「最強伝説」の男、カリスマアクションスター、
昭和最後の銀幕美女、国民的演歌歌手等々、現代日本の芸能・スポーツ界を支えた在日同胞は数知れない。
本書では舌鋒鋭い在日3世の論客、朴一が戦後復興期の英雄・力道山から、今年のサッカーアジアカップで優勝を決めた李忠成まで、
約30人をピックアップ、日本のヒーローたちの生き様とパワーの源、そして知られざる苦悩を本人、遺族、
友人などの証言を交えながら赤裸々に描いている。
著者の在日同胞研究書としては『〈在日〉という生き方』(99年講談社メチエ)、
『「在日コリアン」ってなんでんねん』(05年講談社+α新書)についで3冊目。著者は「今回の本をこれまでの研究の集大成」と位置づけている。
「和田アキ子の告白」をプロローグに、「戦後日本の芸能界・スポーツ界を駆け抜けた在日コリアンたち」、「なぜ彼らは出自を隠すのか」、
「芸能界・スポーツ界のニュー・ヒーローたち」の3部構成。
エピローグ「新たな在日の可能性を求めて」では最近の本名で生きる3~4世たちへの希望を語っている。
著者はまた、今なお出自を隠さなければ活動できない在日同胞が多くいることを訴えてもいる。
(以下略*ソース参照)
(2011.6.22 民団新聞)
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