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国際オリンピック委員会(IOC)は6日、南アフリカのダーバンで、2018年冬季五輪の開催都市を決める総会を開いた。
ミュンヘン(ドイツ)アヌシー(フランス)平昌(ピョンチャン)(韓国)の3候補から、約100人のIOC委員による投票で選ぶ。
総会では候補都市が順番にプレゼンテーションと質疑応答を行い、ミュンヘンは冬季競技の伝統をアピールした。
アヌシーはフランス・アルプスの豊かな自然とスポーツ文化を強調。
3大会連続で挑戦の平昌は、過去2度の失敗で貴重な教訓を得たと訴え、
韓国の李明博大統領(69)やフィギュアスケート五輪女王の金妍児選手(20)も登壇した。
投票は1回目で過半数を獲得する都市が出なければ、最少得票の都市を除外して、
2都市による決選投票を行う。結果はジャック・ロゲ会長(69)が発表する。
平昌が勝てば韓国で初の冬季五輪開催となり、アジアでは1972年の札幌、98年の長野に続いて3度目となる。
20年夏季五輪招致を目指す東京には、2年後に同じ東アジアでの五輪開催となるため、不利に働くとの見方がある。
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