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MSCI国別定期入れ替え、韓国・台湾の先進国入り見送り
URLリンク(news.finance.yahoo.co.jp)
22日朝、MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)による年一回の定期入れ替え(国別)が発表された。MSCIは世界的に有名な株価指数を算出している会社。
今年の国別の入れ替えに関しての焦点は、台湾・韓国の2カ国がMSCIのエマージング・マーケットからワールド・インデックス(先進国24カ国)へ移行するか否かで、
両国が先進国に引き上げられれば、「日本株から5000億円が流出するとも言われていた」(米系証券)。それだけに注目度は高かったが、エマージグに維持される結果となり、
国内市場関係者は胸をなでおろすことになった。この材料を好感してか、22日の日経平均も買い先行となっている。
もっとも、先進国の時価総額足切りラインは新興国に比べかなり高く、「多くの銘柄がスモール指数に落ちる」(大手証券)ため仮に引き上げがあっても実際のインパクトは5000億円より小さかった可能性は高い。
また、「そもそも韓国・台湾ともに取引に関するさまざまな問題が解決していないため、先進国入りする可能性は極めて低いと見ていた証券会社は多いはず」(同)との声も出ている。
MSCIが算出しているMSCIワールド・インデックスは、世界の株価動向を示す指数として有名。
この指数に連動するように作られたファンド(投資信託)は多い。時価総額加重平均方式を採用、毎日の時価総額を基準日の時価総額で割り算出されている。(宮尾克弥)
提供:モーニングスター社