11/06/21 11:04:18.46 BE:1091119829-2BP(1111)
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20日午後、京畿道河南市内。路地を入った所にある赤いアパートの1階に住む男(37)が
性犯罪者だという事実が明らかになり、それまで全く知らなかった住民たちはざわめいた。
アパートの向かいに住む主婦(50)は
「目の前に性犯罪者が住んでいるなんて、考えもしなかった。2年前にも近所の公園に子どもの後をつける変質者が現れたため、
町内の母親たちが毎日1時間ずつ下校時にパトロールしているが、今後はパトロール回数を増やしたい」と話した。
主婦は「大学生(19)と小学生(9)の娘2人も心配だ」と不安がった。
男の家からわずか50メートルの距離にある託児所の保育士(28)は
「これまでは出入りする子どもたちのために入り口を常時開放していたが、今後は日中もドアを閉めて施錠し、非常ベルを設置したい。
屋外での活動を見合わせ、警察にパトロール回数を増やすよう要請する予定」と話した。
この町に居住し19歳未満の子どもを持つ3000世帯には22日午後、性犯罪前科者の男に関する詳細な情報が郵便で届く予定だ。
これは法務部(省に相当)が20日に発表した。性犯罪前科者の詳細情報が近隣の住民に公開されるのは、この男が初めてのケースだ。
21日付で住民に発送される郵便物には、男の顔写真(3.5×4.5センチ)と実名、年齢、身長、体重のほか、
住民登録されている住所と実際の居住地が番地まで記載されている。
マンションに住む性犯罪者は、棟番号、部屋番号まで明記される。
また「性暴力犯罪の要旨」欄には、男が今年2月、ソウル市内のモーテルに侵入し、室内で寝ていた女性(19)に対し性的暴行を加えたとして、
今年5月に懲役2年(執行猶予3年)、3年間の身元情報公開を宣告されたとの内容が書かれている。
町内では、性犯罪者に関する情報公開に賛成する住民がほとんどだ。この町の町内会長(53)は
「町のイメージが低下するのは町内会長として残念だが、住民があらかじめ情報を入手して防犯を意識し、
犯罪者も意識するようになれば、新たな犯罪を防止できると思う」と話した。
20歳になる女性は「19歳と20歳でどんな違いがあるというのか。20代の女性がいる家庭にも性犯罪者情報を郵送すべきだ」と主張した。
一方、性暴力犯罪者について公開することで、騒ぎが大きくなることを心配する住民もいる。
小学生の孫がいるという70代の男性は
「自暴自棄になった性犯罪者が夜に隠れて出歩くようになると、夜道はもっと危険になる」と話した。
不動産仲介業を営む女性(55)は
「性犯罪はどこでも起こり得る問題だが、一度うわさが出れば町のイメージが悪くなり、不動産価格が下落する可能性が高い」と語った。
町はこの問題で騒がしかったが、男の家は人けもなく静まり返っていた。
郵便物を受け取れないこの町の住民や、ほかの地域の住民も、性犯罪者に関する情報提供サイトを通じ、犯罪者の情報を最長で10年分把握できる。
実名確認と成人であることの認証を経れば、郵便で送られる性犯罪者の情報と同じものをインターネットで確認できる。
ただし、性犯罪者の住所と実際の居住地については、町名までしか公開されない。
法務部のキム・スナム犯罪予防政策局長は
「性犯罪者が近くに住んでいるという事実を近隣住民に周知させれば、性犯罪者の犯行をあらかじめ抑制し、町内会による性暴力犯罪予防にも役立つはず」と語った。
河南=崔鍾錫(チェ・ジョンソク)記者
ソース 朝鮮日報 記事入力 : 2011/06/21 10:55:03
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