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- 高速鉄道が地盤沈下で耐用に赤信号、残り時間１０年＝台湾 -
台湾の鉄道関係部門責任者がこのほど、5000億台湾ドル（1兆3900億円）を投じて建設された台湾高速鉄道
が雲林と彰化地区で地盤沈下の問題が発生していることを認め、問題が解決しなければ高速鉄道の耐用年数
は10年を残すのみとなると公表した。中国網日本語版（チャイナネット）が報じた。
台湾省地元メディアは14日、公共事業を主管する李鴻源氏の言葉を引用し、台湾高速鉄道公司の調査に
よれば、上述の2地区の地層は毎年7―8ミリメートルの速度で沈下しており、有効な措置が見つからなければ
高速鉄道の寿命はおそらく10年も持たないだろうと報道した。
分析では、高速鉄道の雲林から彰化までの地盤沈下の主な原因は地下水の過度なくみ上げによるものだ。
台湾省の行政方はすでにこの地域沿線の農業用水井戸を閉鎖しているが、地盤の陥没速度に目に見えた効果
は出ていない。関係者、行政も地盤沈下の根本的な解決方法としては、現地の総合的な産業構造調整も含む
総合的な治水策が必要であると見ている。
台湾高速鉄道は台北市と高雄市を結ぶ高速路線であり、2007年に運行が開始された。この鉄道は1998年に
建設が開始されたが、建設期間も紛争が絶えず、開通後も長期にわたり損失が発生していたという。
（編集担当：米原裕子）
ソース ： サーチナ 2011/06/17(金) 10:16
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