【韓国】 休戦ラインを越えてやって来る北朝鮮の害虫~最近の南北関係を象徴[06/12]at NEWS4PLUS
【韓国】 休戦ラインを越えてやって来る北朝鮮の害虫~最近の南北関係を象徴[06/12] - 暇つぶし2ch1:蚯蚓φ ★
11/06/12 13:24:55.24

 マラリアは蚊が媒介して伝染する。ハマダラカの雌が血を吸う際、人間の体内にマラリア原虫を
注入し、これが原因で発病するのだ。韓国でのマラリア患者数の推移を見ると、幾つかの特徴が
ある。まず、患者は休戦ライン近くに集中している。昨年は1721人が発病したが、そのほとんどが
京畿道(805人)、仁川市(254人)、江原道(183人)の患者だった。ソウルまで含めると88%が休戦
ライン近くで発生したことになる。また全患者数の40%は最前線での警備に当たる兵士や、除隊し
たばかりの男性だ。韓国でいくら蚊の駆除に力を入れても、ハマダラカは北朝鮮から飛来してくる
ため、休戦ライン近くではマラリアを根絶できないのだ。

 次に、南北関係の状況によってもマラリア患者の数が変わる。韓国国内のマラリア患者数は、
2007年の2192人から08年には1023人へと大きく減少したが、同年発生した金剛山観光客殺害
事件直後の09年には1345人と再び増加に転じ、昨年は1721人にまで増えた。これは、南北関
係が悪化すると北朝鮮への支援も減り、その結果、マラリア予防のための支援も減少することに
原因がある。

 韓国国内の土着マラリア(もともと流行していたマラリア)は1970年代末に消滅したが、1993年
以降は休戦ライン周辺で再び発生した。北朝鮮から飛来した蚊が原因であることが分かると、政
府は2001年から国際機関を通じて北朝鮮のマラリア対策を支援した。この結果、北朝鮮のマラリ
ア患者数は01年の30万人から07年には7436人へと97.5%も減少した。

 ところが、08年から北朝鮮への支援が削減されると、北朝鮮ではマラリアが再び流行し始め、蚊
も休戦ラインを越えて韓国に飛来し、近隣の住民や兵士たちにマラリアを感染させるようになった。
疾病管理本部は「今年は口蹄(こうてい)疫の影響で牛や豚が減少し、休戦ライン近くで蚊が人間
を襲う可能性がそれだけ高くなった」とコメントしている。このような状況を受け、仁川市と京畿道
は最近、地方自治体次元で北朝鮮にマラリア予防のための物品を送った。伝達式で京畿道の金
文洙(キム・ムンス)知事は「マラリアを媒介する蚊に国境はない」と語った。

 休戦ラインを越えて北朝鮮からやって来るのは蚊だけではない。松の木の樹液を吸い取るタマ
バエも、風に乗って休戦ラインを行き来しながら、周辺の生態系を破壊している。江原道が01年
から北朝鮮側の山林で、北朝鮮と共同でタマバエの駆除作業を行ったところ、韓国での被害面積
が減少しはじめた。しかし、昨年以降は哨戒艦爆沈問題でこの共同駆除作業が中断しているため、
休戦ライン近くで再び被害が拡大するのではないかと心配する声が上がっている。

 北朝鮮は、住民の健康や生態系の破壊などに何の関心もない「ならず者国家」だ。このような国
と隣接していると、核兵器開発や武力挑発など安全保障の問題だけでなく、気掛かりなことはいく
らでも出てくる。韓国国民の健康を守るためには、北朝鮮での害虫の繁殖状況にまで神経を使わ
なければならないのだ。国境のない蚊やタマバエの駆除に韓国だけが積極的に動いても効果は
なく、かといって放置することもできない。これは最近の南北関係を象徴しているようで、非常に残
念なことだ。

キム・ミンチョル社会政策部次長

ソース:朝鮮日報<【コラム】休戦ラインを越えてやって来る北朝鮮の害虫>
URLリンク(www.chosunonline.com)



レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch