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(1)中国でも報じられるAKB48総選挙
6月9日、「第3回AKB48選抜総選挙」の結果が発表されたが、中国でも総選挙の様子は騰訊(QQ、テンセント)や新浪
(SINA)、捜狐(SOHU)といった大手ポータルサイトで報じられている。9日の夜にはBBS上でもファンの間で話題になっており、
自分が応援するタレントの順位に対して喜びや落胆のコメントが書き込まれている。
AKB48は近年、中国での活動をじわじわと展開しており、中国での足固めを開始しているように見える。日本のトップアイドル
であるAKB48が果たして中国でも人気を得ることが出来るのか、また、秋元康氏がどのような戦略を打ち出して中国市場を
切り拓いていくのか、注目される。
(2)中国ではまだ低いAKB48の認知度
現在、同グループは中国でどれほど認知されているのだろうか。
サーチナ総合研究所(上海サーチナ)が2011年5月に中国全土の3000人を対象にインターネット調査を実施、「AKB48を
知っていますか」と聞いたところ、「知っている」と回答したのは157人で、全体の5.2%だった。現状ではまだごく一部にしか知られて
いない様子だ。
(3)AKB48を知るきっかけは「オンライン動画サイト」
では、これらの人々はいったいどのようにしてAKB48のことを知ったのだろうか?
AKB48を知っている157人に対し、「初めてAKB48を知ったきっかけ」を聞いたところ、最も多かったのが「オンライン動画サイト」
で26.8%。次いで「インターネット上のBBS、コミュニティーサイト」が17.8%、「テレビ」が17.2%となった。
中国のオンライン動画サイトを覗いてみると、たしかにAKB48関連の動画が多くアップロードされている。中国の検索サービス
「百度」で検索してみると、およそ11万件の動画がヒットした。おそらくそれらのほとんどが著作権所有者側に許可を得ることなく
アップロードされたものだろうが、結果的にはそれが宣伝となっている。
(中略)
(4)「少女時代を知っている」中国人は34.2%
オンライン動画サイトをうまく利用し、中国でプロモーションを行っているのが韓流アイドルだ。
中国の大手動画サイトには、少女時代などの韓流アイドルの公式動画が配信されている。中国の或る大手動画サイトの関係者
によれば、韓国の芸能プロダクションは積極的に中国動画サイト側に対してプロモーションビデオなどのコンテンツを提供しているのだ
という。動画サイト側としては、それらのコンテンツはユーザーを満足させるための貴重な資源となり、韓国の芸能プロダクション側と
しては、動画サイトを通して宣伝を行うことができる。
ちなみに、先にも紹介したインターネット調査の別の設問で、「少女時代」を知っていると回答した人は全体の34.2%。「百度」で
検索すると、およそ48万件の動画がヒットした。
(5)「人気が出てから中国に進出する」という方法
中国市場は海賊版や無料ダウンロードが多く出回っているため、収益化が難しい。収益が見込めないのであれば、大きな資金を
投じて中国に進出することも難しくなる。それならば、オンライン動画サイトなどを利用し低い予算で予めプロモーションを行い、
ある程度人気が出た時点で進出するという方法がある。
少女時代は日本でデビュー公演を行う際に、あらかじめYouTube(ユーチューブ)で動画を公開し、事前にプロモーションを行った。
また、中国では2010年4月にコンサートを行っているが、その際にもあらかじめ潜在的なファンを育てていたと見られる。
ソース(サーチナ) URLリンク(news.searchina.ne.jp)
グラフ=【中国人に聞く】AKB48を知ったきっかけは?
URLリンク(news.searchina.ne.jp)
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