11/06/09 12:54:35.62
これらの論調を見てみれば、中国はあくまでも「国際社会の一員として日本に警告する」とい
うスタンスです。しかし、「一員としては少々厳粛すぎる論調」からしても、その後ろにある
中国の野望が透けて見えます。新華社がこの記事を尖閣諸島関連の記事と同じ位置に置いてい
ることからして、「日本に侵略された中国の領土」というメディアの認識が読み取れます。多
くの日本人はここに「白々しさ」を感じ取ってしまうのではないでしょうか。
その野望を裏付けるように、中国最大のウィキサイト「百度百科」の沖ノ鳥礁の項目には、
「沖ノ鳥礁は中国固有の領土である」としっかり書いてあります。これは、中国の最終的な
「野望」を示したものであり、国内のコンセンサスなのでしょう。
日本政府は中国側の主張にしっかり反論し、国際社会が納得するような理論作りを形成してい
くべきです。これからもこの動きに注目したいと思います。
6月3日現在の時点で百度百科の「沖ノ鳥礁」の項目から、「沖ノ鳥礁は中国固有の領土であ
る」という文言が削除されているようです。グーグル中国のキャッシュにはまだ残っているよ
うなのでこちらのアドレスも置いておきます(数日内にキャッシュが変わる可能性もあるので
ご注意下さい)。
URLリンク(www.google.com)
・沖ノ鳥島に対する中国の野望 - 中国語翻訳者のつぶやき(2011年6月3日)