11/06/08 22:21:09.24
20代青年5人が宇宙空間に浮かべた '独島は韓国の地'
チャン・サンジン記者
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▲ソン・サンウ氏など5人の青年たちが宇宙へカメラと風船を飛ばして撮った写真。/ソン・サンウ氏提供
地球と太陽が広がった宇宙空間を背景に、韓国の地図とともに「独島(トクト)は韓国の地」という文が書かれ
た絵版の写真を撮った20代青年5人がいる。
話題の主人公はソン・サンウ、キム・ヒョンス、イ・ヒョサン、ヤン・デソン(以上29才)氏など京畿（キョンギ）・議
政府市（ウィジョンブシ）のヨンソク高校の同窓生4人衆とイム・チョンジュ(25)氏ら5人だ。
ソン氏らは昨年12月、「高校卒業10周年を迎えて30歳になる前に何か意味のあることをしてみよう」と志を同
じくした後、今回の作業を企画した。宇宙で韓半島上空を背景に「Dokdo belongs to Korea」(独島は韓国の
地)という文が書かれた写真を撮影して世界の人々に見せることにしたのだ。
当初の計画は「気象観測用風船に絵版とカメラ、GPS(衛星航法装置)追跡装置をぶら下げて成層圏上空11
万フィート(33.5km)まで飛ばした後、韓半島上空を背景に絵版の姿を撮る」というもの。以後、気圧差によって
風船が割れてカメラが地上に落ちればGPS追跡を通じてカメラを回収するという計画だった。
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▲前列黄色ジャンパーを着た人がキム・ヒョンス氏、後列左側からソン・サンウ氏、ヤン・デソン氏、イ・ヒョサン氏。
関連分野の知識が皆無だったソン氏らはインターネットを検索したり、図書館を行き来したりしてまる3ヶ月
準備した。
いよいよ3月5日午前7時、初めての試みがなされた。彼らが選択した場所は忠清南道（チュンチョンナムド）
の安眠島（アンミョンド）。偏西風を考慮する時、西側から飛ばせば韓半島内でカメラを回収することができる
という判断だった。風船につるしたスチロールの箱にはカメラとともに零下60度の温度にも持ちこたえるよう
にコンビニエンスストアで買った使い捨てカイロ(ホットパック)、海苔の包装紙の中に入った除湿剤等も一緒
に入れた。この「宇宙飛行箱」の製作に総50万ウォン程度がかかった。
一行の手を離れた箱は風船にぶらさがって順調に空に昇り、1分余りで視野から完全に消えた。2時間後、箱
に同封した10万ウォンの迷子防止用GPS追跡装置が信号を送ってきた。箱が地上に戻ったのだ。一行は快
哉を叫んだ。
ところが何か変だった。GPS上で箱は一番最初慶北（キョンブク）・金泉市（キムチョンシ）助馬面（チョマミョン）
近隣に落ちたと表示されたのにすぐ場所がソウルに変わった。そうしたところ全国各地で位置を現わすランプ
が点滅し始めた。追跡装置に問題が生じたのだ。
一行はひとまず金泉市助馬面近隣の野山を半日探したが、箱はどこにもなかった。失敗だった。
イ・ヒョサン氏は「3ヶ月間作業したのが虚しくて思わず涙が流れた」と話した。
しかし彼らはあきらめなかった。すぐ失敗を分析して再挑戦に出た。
(>>2以降につづく)
ソース：朝鮮日報(韓国語) 入力:2011.06.08 17:00 /修正:2011.06.08 18:09
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