【韓国】口蹄疫の後遺症…今年の夏は蚊に苦しむ? 韓国も蚊がもたらす疫病の安全地帯ではない[06/08]at NEWS4PLUS
【韓国】口蹄疫の後遺症…今年の夏は蚊に苦しむ? 韓国も蚊がもたらす疫病の安全地帯ではない[06/08] - 暇つぶし2ch1:なつあかねφ ★
11/06/08 18:15:20.16
今年の夏は蚊が問題になりそうだ。口蹄疫の影響で生存環境に大きな変化が生じたからだ。全国
的に数百万頭の牛・豚が殺処分され、吸血対象が大きく減った。本能的に種族繁殖のために他の
攻撃対象を探そうとするはずだ。このため「今年は例年より多くの蚊が人の周りに集まる可能性が
ある」(疾病管理本部感染病管理課イ・ヨンジェ研究員)という懸念の声が説得力を持つ。

マラリア専門家だったアンドリュー・スピルマン元米ハーバード大教授は蚊を「最もしつこく致命的
な私たちの敵」(Our Most Persistent and Deadly Foe」と呼んだ。実際、世界保健機関
(WHO)によると、09年に地球村で約78万人が蚊によるマラリア感染で死亡している。脳炎・
黄熱病・デング熱などまで合わせると、蚊のために苦痛を受ける人は年間およそ7億人、死亡者
だけで約200万人にのぼる。

アフリカが最も大きな被害地域だが、韓国も決して‘蚊の安全地帯’ではない。昨年、マラリアと
日本脳炎に感染した人はそれぞれ1772人、26人にのぼる。今年も4月末に日本脳炎注意報
が全国に発令され、すでに100人のマラリア患者が発生している。

◇病気を移すのは一部の蚊=蚊の種類は世界的に約3500種、国内では約50種にのぼる。しかし
動物の血を吸うのは交尾をした雌だけだ。 産卵に必要な養分を得るためだ。 蚊は雄・雌を問わず
基本的には花や果物などの糖液を吸って生息する‘草食性’だ。

交尾をした雌も普通は吸血対象に牛・豚など体が大きい動物を好む。 しかし一部は人を攻撃して
病気まで移す。 マラリアの原虫を移すハマダラカ(別名マラリア蚊)、黄熱病、デング熱のウイルス
を移すネッタイシマカがそれだ。

蚊の吸血過程は非常に精巧だ。 まず唾液管を通して脂肪成分を溶かす唾液を吐き、皮膚が柔ら
かくなってから針を刺す。 蚊の唾液には抗凝固剤成分も含まれている。 血が固まらず流れるよう
にするためだ。 病気を起こす寄生虫・ウイルスもこの時に唾液中に混ざって人体に入っていく。

蚊はこのように約90秒間で6-9ミリグラムの血を吸う。 これは自分の体重の2-3倍にのぼる。
血を吸った後は安全な場所に移動し、血を消化した後(約45分)、水分は尿の形で出し、養分だけ
を体にためる。

◇蚊との戦い=蚊の歴史は人間よりはるかに長い。 カナダでは7900万年前の白亜紀の化石から
発見された。 人類(200万年前に登場)と蚊の長い‘戦争’はそのずっと後に始まる。しかし人類は
宇宙にロケットを打ち上げている今日までもまだ完壁な勝利を収められずにいる。

理由はさまざまだ。 まず蚊の個体数があまりにも多い。 種によって異なるが、蚊の雌は平均一回
に100-150個ずつ、1カ月に3-7回ほど産卵する。 卵は2日間で孵化し、幼虫(ボウフラ)になる。
ボウフラは1-2週間ほど脱皮を繰り返してさなぎになり、2-3日後に成虫となる。 こうして出てくる
蚊は世界で毎日、数十億匹にのぼる。

人間はその間、蚊に対抗して矛(殺虫剤)と盾(虫よけ剤)を同時に使用してきた。 かつて東アジア
や欧米などでマラリアを撲滅したDDTが代表的な矛であり、虫よけ剤の主成分であるDEETが
広く使われた盾だった。

しかし蚊の生命力は想像を超越する。 すでに1950年代からDDTに抵抗力を持つ突然変異の蚊
が登場していた。 しかもDDTが「生態系破壊の主犯」とされて使用禁止となり、マラリアがまた
広がっている。 DEETも長時間使用すれば副作用を起こすという主張が提起され、最近使用を
避ける人が増えている。

「地球温暖化」という伏兵も人類の足かせになっている。 嘉泉(カチョン)医大のパク・ジェウォン教授
は「地球温暖化で従来のマラリア発生地域が熱帯から高緯度や高山地域に拡大している。世界でも
韓半島が代表的なところ」と述べた。 幸い、韓国の蚊に寄生する三日熱原虫はアフリカの蚊の熱帯
熱原虫に比べて病症が弱く、治療薬で容易に退治でき、相対的に人命被害は少ない。


中央日報 2011/06/08
URLリンク(japanese.joins.com)


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