【韓国】韓国の消防官の13%が精神疾患レベルのうつ病を抱える…最悪の事故現場の対応でPTSDに悩むケースも[06/04]at NEWS4PLUS
【韓国】韓国の消防官の13%が精神疾患レベルのうつ病を抱える…最悪の事故現場の対応でPTSDに悩むケースも[06/04] - 暇つぶし2ch1: ◆TOFU75Z77Q @甘味処「冷奴」φφ ★
11/06/04 13:22:59.16 BE:969883182-2BP(1111)
 消防官歴28年のベテラン消防官ノ・チョルジェさん(57)=ソウル竜山消防署=は、
今でも時折、火災現場で多くの人が窓枠にしがみついたまま火に焼かれる夢を見る。
12年前に目の当たりにした光景だが、全身を火で覆われ苦痛で泣き叫ぶ人々の姿は、今なお生々しく記憶に残っている。
この夢を見るたびに、ふとんが汗でびっしょりになる。

 ノさんは1999年、漢江大橋近くのモデルハウスで発生した火災現場に出動した際、このような場面を目撃した。ノさんは
「到着すると、入り口では火の手がめらめらと燃え上がり、とても近づけなかった。
 2階の窓に人々がしがみつき、助けを求めながら身もだえしている様子を前に、助けることができなかったという罪悪感に苦しんできた」と語った。

 ソウル市城北消防署中央センターの119救急出動隊で勤務する消防官ノさん(46)は、
昨年8月に城北区貞陵洞で発生した事件の記憶を頭の中から消し去ることができない。この事件は、シンナーをまいて火を付けた焼身自殺だった。

 焼け焦げた患者の皮膚ははげて筋肉がむき出しになり、体内の脂肪が溶けて床はぬるぬるの状態になった。
ノさんは「まだ息のある患者が、救急車の中で苦しみながら死んでいく様子をただ見守るしかないのは、拷問と同じ」と語った。

 周りの人々は「毎日そんな場面に接するため免疫がつくだろう」と言うが、実際は違う。ノさんは
「凄惨な光景を見た日は、酒を飲まなければ眠れない。非番の日に静かな場所に一人でいると、現場の光景がしきりに頭の中をよぎり苦痛を感じる」と語った。

 全羅南道では先月、3人の消防官が相次いで自ら命を絶つという事件が発生した。
これらの消防官たちは、悪条件の下で人命を救助する作業に従事し、うつ病の症状に悩んでいたという。

 消防官たちは、火災・交通事故・水死の現場など最悪の事故現場を走り回り「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」に悩むケースが多い。
PTSDとは、凄惨な現場を経験した後、恐怖感や無力感が続く症状を指す。
中央消防学校によると、火災を鎮圧するハイリスクグループの消防官のうち、13.3%が「精神疾患レベルのうつ病の症状」を抱えている。

 事故現場に出動する応急隊員として勤務する女性消防官のアンさん(35)は8年前、
土砂降りの雨の日に、電線で首を吊った女性と、その横で泣いている子どもの姿を目撃した。
アンさんは「今でも梅雨時や雨がひどい日には、その場面が思い浮かび、とてもつらい」と語った。

 問題は、多くの消防官が、こうした苦痛や悩みを訴える場所がないということだ。
消防官のチョンさん(31)は8年前、若い女性が自殺した現場の場面が忘れられず苦しんでいるが、苦痛を訴える場所はどこにもない。
チョンさんは
「消防官ではない友人たちは、“ひどい”と言ってこうした話を聞きたがらない。
 だからといって神経精神科での治療は、組織内で“おかしい人”と見られないか気になって嫌だ」と語った。

 これに対し日本の東京消防庁(東消)では、消防官の健康管理のため、消防署ごとに精神科の医師やカウンセラーを派遣している。
また、悲惨な事故現場に出動した消防官に対しては、ストレス障害などに関する相談を義務づけている。

 米国でも、死亡事故を目撃した消防官に対し、3日以内に神経精神科のカウンセリングを受けることを定めた「ストレス管理プログラム」を適用している。
しかし韓国では、消防官の心理治療のための制度はもちろん、予算すらほとんどないのが実情だ。

 嶺南大学予防医学教室のサ・ゴンジュン教授は
「重度のストレスを受けた消防官が“精神病者”と言われることなく
 心理カウンセリングや精神科の治療を受けられるよう、制度的な仕組みを整えなければならない」と語った。

李錫雨(イ・ソクウ)記者

ソース 朝鮮日報 記事入力 : 2011/06/04 12:01:43
URLリンク(www.chosunonline.com)


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