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「皆さんがK-POPの公演をもっとしてほしいとデモをした方々ですね。放っておけないので
救済に来ました。ハハ」(鄭柄国文化体育観光部長官)
「K-POPだけに熱中しているわけではありません。私たちは、韓国文化全般に本当に熱狂
しています。ハハハ…」(「コリアン・コネクション」マクシム・パルセイ会長)
2日午後(現地時間)、パリの駐フランス韓国文化院では、鄭長官とフランスの韓国文化ファン
クラブ「コリアン・コネクション」のメンバーとの懇談会が開かれた。懇談会は、5月1日にコリアン・
コネクションがSMエンターテインメントのパリ追加公演を求めるフラッシュモブ(不特定多数が
人々があるテーマで突如行う集会)を行ったのがきっかけとなった。これを注視した鄭長官が、
彼らとの対話を通じて韓流ブームの拡散案づくりに乗り出したのだ。国会文化体育観光放送
通信委員会所属の田炳憲(チョン・ビョンホン)民主党議員、安亨奐(アン・ヒョンファン)ハンナラ
党議員も参加した。
懇談会の間、笑いが途切れず、和気あいあいとした雰囲気だったが、コリアン・コネクションの
メンバーは、「外国人が韓国文化を楽しむには改善する点が多い」と手厳しい指摘も忘れな
かった。サンドリン・スー・ジェスリンさんは、「韓国歌手の公式ファンクラブに外国人が入ること
ができない点は問題だ」と指摘した。ジェスリンさんは、腕に「東方神起」、「スーパージュニア」
と書いた入れ墨を彫るほどK-POPの熱狂的なファンだ。
パルセイ会長は、「韓国のドラマや歌謡を正当な方法で楽しみたいが、有料でダウンロード
できる方法が不十分だ」と指摘した。パルセイ会長は、このためにフランスの韓流ファンは仕方
なく不法ダウンロードに依存していると伝えた。パルセイ会長は、K-POPグループの中で
ビッグバンが一番好きだと言い、その場で鄭長官にビッグバンのパリ公演を成功させることを
願い、約束を取りつけた。
メンバーが伝えるフランスの韓流ブームは想像以上に熱かった。彼らは、10、11日に開かれ
るSMタウンの公演にも大きな期待を寄せた。教師のカロリン・ブーレイさんは、「SM公演の
最も安いチケットの価格が約110ユーロ(約17万ウォン)でとても高いが、すぐに売り切れた
のを見ると、フランスの熱狂韓流ファンは10万人は軽く超えるだろう」と予想した。隣にいた会員
は、「違う、多分13万人にはなるだろう」と話した。
韓国文化の魅力について、彼らは、「伝統文化が生きている」という点を高く評価した。セールス
マネジャーのコラリー・ピノーさんは、「バスで老人に席を譲るなど、フランスがなくした美徳が
韓国には生きているのが長所のようだ」と診断した。
このように、K-POPに「熱狂する」コリアン・コネクションの会員に、鄭長官は韓国に招待する
と約束した。来年、アイドル歌手の無料公演であるドリームコンサートに彼らが観覧できるように
するという。また、各国で開かれるK-POPコンテストの優勝者の決勝戦を韓国で開くと主張
した。メンバーは、韓国語で「とても良い考えだ」と喜んだ。
いっぽう、懇談会の前に駐フランス韓国文化院では、韓流拡散の前進基地の役割をしている
欧州、アフリカ、中東の16ヵ国の韓国文化院・文化広報館長会議が開かれ、韓流の活性化案
が話し合われた。鄭長官は同日、外圭章閣(ウェキュジャンガク)図書を発見した在フランス
書誌学者の朴ビョンソン博士に会い、感謝状を渡した後、11日に開催される外圭章閣図書
返還記念行事に出席するよう要請した。
ソース:東亜日報
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